この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
元奴隷騎士の甘すぎる罰
第2章 【奴隷side】
俺は両親の顔も知らず、生まれた時から奴隷だった。

街で奴隷として、いつ餓死するかわからない恐怖の中で泥まみれになって働くよりも貴族に買われた方が生きやすい事を幼いながらにしる。
暴力で解決する貴族の姿に辟易していたが背に腹は変えられない。

貴族から理不尽に殴られている他の奴隷を庇って牢に入れられ飯抜きなんていつものことだった。たが、貴族が奴隷を殺すのは世間体が悪いからなのか、いつかは飯がもらえる。街にいるよりはマシだった。それが俺の日常だった。

数日前に、この城に住むようになった
貴族の末娘のレミリア嬢が地下牢にやって来てパンや食べ物をくれた。兄貴達に隠れて持ってきたらしい。

それから、何故か俺が幽閉される度に繰り返される。
他のばか兄弟と違い、暴力を嫌う女のようだ。
貴族は嫌いだったが、この女だけは他の貴族連中とは違った。

奴隷に優しくする貴族は地位が確立できず孤立していくらしい。
俺を目にかけたらお前の立場だって危ういのに馬鹿な奴…
奴隷の俺にとって貴族社会のことなんて、ましてやあの女の立場なんて関係ないのに何故かそんなことが気になっていた。

だから、俺に構うな!と合図を送るように目も合わさず睨みつけているんだが、
女はいつも飯…最近は他に本や娯楽─貴族の間で2種類の色の石を挟んでひっくり返す遊びが流行っているらしい─を持ってやってくる。
会話なんて俺が無視するから無いのだが、正直退屈凌ぎにはなっていた。俺が飯を食い終わるのを待ってから帰る。
そんな数刻が唯一の楽しみになっていた。

兄にそれがバレ、鞭で俺を打てと命令され、半泣きになりながらも、かなり弱い力で鞭を打ってきた。
兄たちは遊びのつもりだったらしくそれ以上は何もなかったのだが…

ある日、女は牢の鍵の施錠が緩いことに気付かずに出て行った。
チャンスだと思った。
あの女が俺を逃したと疑われれば兄達にどんな間に合うかは考えなかったわけでは無いが、俺は逃した。

逃げ出したのは良いが、街外れの国境付近で体力が尽きたところを隣国の兵士に拾われた。

奴隷だったということもあり、最初は扱いはあまり良くなかったが、
働かないと生きていけない。奴隷だから体力はある、だが他に俺には何ができる?
そういえば、あの女が持ってきた本の中に剣について読んだことがあったことをなぜか思い出し、剣術を使う騎士を志した。
/11ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ