この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第2章 静かなる予兆
映画が終了し外に出ると、いつの間にか窓の向こうの空はすっかり帳を下ろしていた。

​「いやあ、最後のアクションシーン、すごかったですね」

「本当ですね。あの伏線の回収の仕方は、完全に予想を裏切られました」

​駅へと続く道を歩きながら、二人は映画の感想を言い合っていた。

黒髪のシンプルなミディアムヘアを小さく揺らしながら、キリッとした二重の瞳を輝かせる七海。

私服もメイクも最低限でサバサバとしてはいるが、その表情にはまだ、上映中の「あの間接キス」の余韻による、微かな緊張と高揚が隠しきれずに残っている。

​そんな時、秋が歩調を緩めて不意に提案してきた。

​「橘先生、せっかくここまで出てきたんですから、このまま夜ご飯も一緒に食べていきませんか?」

​その自然で、けれど断らせない絶妙なタイミングの誘いに、七海の心臓がまた小さく跳ねる。

ボランティアではないと分かっていながら、彼女は断る理由を見つけられなかった。というより、見つけたくなかった。

​「……うん、いいですよ。お腹も空いたしね」

​七海が小さく頷くと、秋は嬉しそうに目を細め、

「じゃあ、いい店があるんです」

と彼女をリードした。

​連れて行かれたのは、隠れ家のようなダイニングバーだった。

薄暗い店内には、世界各国のビールがずらりとディスプレイされている。

大のビール党である七海のために、秋が事前にリサーチしていたのは明白だった。

​「これ、ずっと飲んでみたかったやつ!」

​好みの海外ビールを前にして、七海の凛とした顔立ちが自然と綻ぶ。

二人は乾杯し、研修の裏話や映画のディテールなど、他愛のない話で大いに盛り上がった。

​しかし、お互いに4杯目のグラスを空け、心地よい酔いがじんわりと回ってきた頃、​秋がふとその涼しげな瞳で、七海の目を真っ直ぐに見て言った。
/34ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ