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あなたの一番になりたいのに
第1章 【こんなにも好きなのに】
お姫様抱っこされてベッドへ
その時、カンナさんのポケットから
着信を知らせるバイブ音が聞こえてきた
「カンナさん…電話……」
忙しい人だと理解していた
私以外にもたくさん、
こういう事をしている人が居るんだろうな
目を逸らすとジャケットを脱いで床に放り投げる
誰からかも確認しないの?
想像つく人?
自分でブラウスのボタンを外しながら
再びキスしてきた
慌てて止めちゃう私は電話に出るよう促した
だってずっと鳴ってる
緊急かも知れないし
それなのに行為をやめようとしないカンナさん
「今はミオが第一優先だよ」と服を脱がされた
一瞬で溶け合っていく
スマホは何度か鳴って切れていた
彼女の目で、声色で導かれたら抗えない
どんどん欲しくなっちゃうよ
身体も心も陶酔していく
イキ堕ちを経験して他の人とはセックス
出来なくなった
というより、他の人に興味すら沸かない
カンナさんを越える人なんて居ないからだ
私、普通に彼氏とか居たのに
今では口説かれそうになるたび嫌悪感が増す
その前にカンナさんが来て
「ミオはダメだよ」と牽制してくれる
それは他の人が居る前でも……
だからちょっとハラハラな気持ちにもなる
周りの女性が嫉妬してるんじゃないかって
すぐに秘書であるサツキさんに
たんまり溜まった仕事を振られ強制連行されるんだけどね
カンナさんとサツキさんはこの会社の2トップで
最強のパートナーと言われている
確かにいつ見ても阿吽の呼吸なところが多々ある
羨ましいけど、私はそのポジションには行けない
逆立ちしたって足元にも及ばないだろう
それくらい信頼し合っているのは周知の中
そして………
2人がキスしているところも見た事がある
言い合いの末、
カンナさんがキスで黙らせたという感じ
すぐにその場から離れたけど
2人の姿が暫く頭から離れなかった
嫉妬心を抱くはずなのに
あまりにも自然な行為で
まるでドラマを見ているように2人が
とても綺麗で見惚れてしまっていたのも事実で……

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