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あなたの一番になりたいのに
第1章 【こんなにも好きなのに】





「ミオ、一緒にイこう?こっち見て」


「んんっ…はぁん…もうイっちゃう」


「うん……あぁ…イク、ミオ、イクっっ」


「あぁっ…私もイキますっ…あっあっ…イクっっ」



お互いのイク瞬間がわかるなんて幸せ過ぎる
カンナさんが痙攣してる
凄く色っぽい…ミオって呼ぶ声も大好き



「もう、カンナさんナシじゃ生きられない…」


「私も、ミオが生きる術だよ」


「何でそんな沼らせるんですかぁぁ…!」


「クスッ…何でなんだろうね?わかんないや」



愛し合った後も、
必ずカンナさんは私を抱き締める
小さなキスを繰り返し、愛してる、と呟く
こんな愛されて幸せ過ぎて逆に怖い
失うなんて考えたくないけど、
もしもこの先、そんな事が有り得るのなら……
私は完全に滅びてしまうだろうね



それくらいカンナさんは私の人生に浸透している
全てにリンクしているんだよ……







食後のほろ酔いタイムで、
たまたまついていたテレビに釘付けになる



え…?これって……マリナさん?
お姉さんだよね??



大きなテレビに映し出されていたのは
とあるハリウッド映画の宣伝で来日した
有名な俳優さんの後ろで同時通訳している
マリナさんの姿だった
インタビューの様子を放送していた
いや、びっくりするくらいのビジュアルに
話が入って来ないほど惹き寄せられるものがあった



きっと共演者やその場に居たスタッフ、司会者も
釘付けになっていたんじゃないだろうか
時々映し出される容姿に、
スタジオに居た芸能人も驚いていた



「ミオはマリナじゃなくて私でしょ?」と
顔ごと向けられてしまう
そ、そうですけど……
初めてテレビに映るマリナさんを見た
やっぱり凄い人なんだ
こんなハリウッド俳優さんの通訳を任されるほど



「何か、カンナさんがあっちに居るみたいでヤダ…」


「見分けつかない?」


「いや、そうじゃないですけど……でもやっぱり似てるから」


「マリナにキスされてたもんねぇ〜」


「ご、ごめんなさい……」








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