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エロ本を拾っただけなのに3 ~娘の夫を寝取る母~
第9章 《偽りの涙と破滅への決断》
──【2025年 晩秋】
703号室のベッドの上。
極上の快楽を与えられ、完全に骨抜きにされた聡の胸の中で、香代子はか弱い女の顔を作って静かに口を開いた。
「もし、この妊活が成功して……聡との赤ちゃんを授かることができたとしても。戸籍の上では、私には夫がいないままなのよね」
聡はハッとして、腕の中の香代子を見つめた。
「もちろん、聡がちゃんと認知してくれることは分かっているわ。優香が本妻なんだから、私が日陰の身であることは納得しているつもりよ。……でもね」
香代子の大きな瞳から、ポロリと一筋の涙がこぼれ落ちた。
「私、女として……一度くらいは『正式な夫婦』として、愛する人の子どもをもうけてみたかった。同じ名字になって、誰に恥じることもなく、あなたの子を私のお腹で育ててみたかった……なんて」
「香代子……」
「ごめんなさい、私ったら。こんなわがまま言って、優香に申し訳ないわ。……無理よね。今の話、やっぱり忘れてちょうだい」
香代子はわざとらしく自嘲気味に笑い、聡の胸に顔を埋めた。
それは、聡の理性と庇護欲を激しく揺さぶる、あまりにも完璧な「偽りの涙」だった。
(これでいい……。あとは、聡が勝手に答えを出してくれるわ)
703号室のベッドの上。
極上の快楽を与えられ、完全に骨抜きにされた聡の胸の中で、香代子はか弱い女の顔を作って静かに口を開いた。
「もし、この妊活が成功して……聡との赤ちゃんを授かることができたとしても。戸籍の上では、私には夫がいないままなのよね」
聡はハッとして、腕の中の香代子を見つめた。
「もちろん、聡がちゃんと認知してくれることは分かっているわ。優香が本妻なんだから、私が日陰の身であることは納得しているつもりよ。……でもね」
香代子の大きな瞳から、ポロリと一筋の涙がこぼれ落ちた。
「私、女として……一度くらいは『正式な夫婦』として、愛する人の子どもをもうけてみたかった。同じ名字になって、誰に恥じることもなく、あなたの子を私のお腹で育ててみたかった……なんて」
「香代子……」
「ごめんなさい、私ったら。こんなわがまま言って、優香に申し訳ないわ。……無理よね。今の話、やっぱり忘れてちょうだい」
香代子はわざとらしく自嘲気味に笑い、聡の胸に顔を埋めた。
それは、聡の理性と庇護欲を激しく揺さぶる、あまりにも完璧な「偽りの涙」だった。
(これでいい……。あとは、聡が勝手に答えを出してくれるわ)

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