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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第57章 湯気の中で乱れる妻 絶望する夫
ちょうどその時、バスルームからお湯がたまったことを知らせる音が響いた。
「澪さん、お湯がたまったみたい。一緒に入ろう」
宇佐美は嬉しそうに微笑むと、力の抜けた澪の身体を優しく、しかし抱き上げるようにしてベッドから引き起こした。完全に恋人気取りの甘い足取りで、宇佐美は澪を伴い、ガラス張りのバスルームへと入っていった。
全面ガラス張りのバスルームの中は、優しく立ち上る白い湯気で満たされていた。宇佐美はまるで壊れ物でも扱うかのように、澪のしなやかな身体をそっと洗い場へと座らせた。
「澪さん、寒くない? まずは俺が綺麗に洗ってあげるね」
宇佐美の言葉はどこまでも優しく、完全に恋人へのそれだった。彼はシャワーの温度を細かく調節すると、澪の美しい髪から優しく温水をかけ始めた。心地よい温かさが肌を伝う中、澪は静かに目を閉じ、頭の中の理性をさらに鋭く研ぎ澄ませていた。
(耐えるのよ、澪……。この男を気持ちよくさせて、少しでも時間を浪費させるの……)
宇佐美はボディソープをたっぷりと泡立てると、その大きな手で澪の肩から腕、そして鎖骨へと滑らせていった。きめ細やかな泡に包まれながら、宇佐美の手のひらは澪の豊かな胸を包み込み、円を描くように優しく、しかし確実に肉の弾力を確かめるように揉みほぐしていく。
「本当に綺麗なカラダ……。触るたびに、俺のものになっていくんだって実感できて、頭がおかしくなりそうだよ」
宇佐美はうっとりとした吐息を漏らしながら、泡にまみれた手で澪のくびれた脇腹から、滑らかな太ももへと愛撫の手を滑らせていく。澪の肉体は、先ほどまでの激しい交わりの余韻と温水の刺激で、勝手にキュッと小さく震えてしまう。その敏感な反応を見るたびに、宇佐美の顔には満足げな笑みが浮かんだ。
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