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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第117章 屈辱のLINE
その頃、静まり返った自室で一人たたずんでいた雄一のスマートフォンが、かすかな振動とともに画面を明るく点灯させた。
画面に表示されたのは、LINEからの通知だった。
『真壁があなたをQRコードまたは招待リンクで友だちに追加しました』
「真壁……!?」
思いもよらぬその名前に、雄一の息が止まる。嫉妬と猜疑心、そして不吉な予感に心臓が激しく脈打ち始めた。雄一は吸い寄せられるように画面をタップし、提示された「真壁」のアカウントに対し、震える指先で吸い込まれるように「友達追加」のボタンを押し込んでしまっていた。
友達追加が完了すると、自動的に真壁との個別トーク画面が開いた。
だが、画面の中央には「友だちに追加しました」というシステムメッセージが表示されているだけで、真壁からのテキストも画像も、何も送られてはきていなかった。
「……何なんだ、一体……」
静まり返った室内で、雄一の荒い呼吸音だけが響く。あの懇親会の夜、神楽坂がゲームの勝者への景品として勝手に決めた「週末の独占権」という名の澪の貸し出し。あの夜、真壁が勝利を収めなかったとしても、その権限は宇佐美に与えられていたはずだった。つまり、真壁であろうと宇佐美であろうと、どちらにせよ澪はこの3日間、他の男に独占的にセックスされる運命からは逃れられなかった。
その上で、宇佐美は澪と心を通じ合っているように見え、もし宇佐美に独占権を与えてしまえば、本当に澪の心を奪われてしまうのではないかと雄一は恐れた。その恐怖から、あえて真壁にポイントを加算してしまい、結果として真壁が土壇場で逆転勝利を引き寄せたのだった。
あの夜、真壁はすでに澪の身体を何度も貪り、さらにこの週末の3日間でキスも中出しも思いのままに味わい尽くすと惨烈に予告していた。どのみち他の男に抱かれる運命であったとはいえ、宇佐美への嫉妬と恐れから、自らの手で真壁に勝利を献上してしまったという痛恨の痛みに耐えながら、澪が今まさに自分勝手で強引な真壁の手でどれほど弄ばれているか、雄一には分かっていたのだ。分かっていながら止めることもできず、ただ家で待つしかない悔根と恐怖が胸を締め付ける。
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