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夜空に煌めくアラベスク
第1章 おひつじ座の女

「んっ…!」

「すごいね。もうこんなに濡れちゃって…
そんなに欲しがられたら、しっかり答えてあげなくちゃね」

「あぁ…!あなたぁ…!」

彼は何て名前だったかしら?…
お互いにエレベーターの中で会ったときに挨拶する程度なので名前さえ知らない。
だからこうして体を重ねる関係になろうとしているのに、互いに「奥さん」「あなた」としか呼べない。
それがかえってゆきずりのセックスをしているのだと昂りあい、激しく燃える。

羊子の中に突っ込んできたチンポは夫のモノとは比べようがないほどに太くたくましく、長かった。
子宮が体の奥へ奥へと突き上げられ、待ち望んだ快感に羊子はたまらずに彼の背中に爪を立てた。

「あなたぁ…あんっ!私、嬉しい…!!」

「よかった。俺もう我慢できないから、覚悟してね」

「あぁっ、あなた…!大好き…!!」

「そんなに締めつけて…この淫乱女め!!」

高級マンションではないから防音がしっかりしていない。
廊下に声が漏れ出てしまわないように羊子は必死に口元を押さえているが、どうしても声が漏れてしまう。

最初からこうして肉体関係を望んでいたわけではないけれど、たまりたまった性を解放できる喜びで羊子は幸せいっぱいだった。

「あなた…もっと!もっとして!」

「本当に可愛い…!奥さん…!!」

「あぁっ!すごいです…壊れちゃいそう」

「壊れちゃってもいいんじゃない?
くそっ…!そろそろ俺も限界かも」

「ください、あなたの…!」

「奥さんっ!奥さんっ!奥さんっ!!」

「ああああ!!」

激しいピストンの後、ずるりと羊子の中から彼のモノが抜き出されたと同時に熱い飛沫が体に浴びせかけられた。

「はぁ…はぁ…」

「…いっぱい出してくれたのね」

羊子はそう言いながら体を起こし、彼にキスをした。
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