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2026 人質交換を託された女 (上巻)
第5章 スマートマウス(2)
早く解かないと…という焦りが、現実味を帯びて重くのしかかってくる。そのためには、まず背後で絞られるように組まされた両腕、ここの拘束を解かない限り、私は自由を奪われたままで、男への服従と、肉体の蹂躙に否応なく晒されてしまう。
後ろ手を上げようとすれば、腰が縄でキュッと締められ、体をよじり、また下げようとすれば、背中が反り、胸を突き出してしまう。肩を必死に揺らし、二の腕を横に広げようとするが、縄をミシミシと鳴らすだけで、まったく緩む気配がなかった。後ろに腕を組まされる際、利き手である右手を背中の方、つまり体の内側にされたことにより、力が入りにくかった。
全く縄が緩まない、解ける兆しが見えない絶望的な状況に、何度も顎を上げ、首を反らし、伸ばした舌で猿ぐつわの蓋を外に押し出そうとする。何をしても希望の芽が摘み取られ、手も足も出なかった。それを認識して、肉体は再び裏切りを始め、体の滑らかな動きを加速させていた。
フッと鼻を突く匂いに、自然と視線が落ちていく。それは男が私の肉体に注ぎ込んだ、粘液のものだった。男の物を咥え、すべて呑み込んだ後では、その匂いは鮮明に記憶に残っていた。口にされた猿ぐつわと同じで、閉じられなくなった女の口から、注がれていた液を吐き出していた。
後ろ手を上げようとすれば、腰が縄でキュッと締められ、体をよじり、また下げようとすれば、背中が反り、胸を突き出してしまう。肩を必死に揺らし、二の腕を横に広げようとするが、縄をミシミシと鳴らすだけで、まったく緩む気配がなかった。後ろに腕を組まされる際、利き手である右手を背中の方、つまり体の内側にされたことにより、力が入りにくかった。
全く縄が緩まない、解ける兆しが見えない絶望的な状況に、何度も顎を上げ、首を反らし、伸ばした舌で猿ぐつわの蓋を外に押し出そうとする。何をしても希望の芽が摘み取られ、手も足も出なかった。それを認識して、肉体は再び裏切りを始め、体の滑らかな動きを加速させていた。
フッと鼻を突く匂いに、自然と視線が落ちていく。それは男が私の肉体に注ぎ込んだ、粘液のものだった。男の物を咥え、すべて呑み込んだ後では、その匂いは鮮明に記憶に残っていた。口にされた猿ぐつわと同じで、閉じられなくなった女の口から、注がれていた液を吐き出していた。

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