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2026 人質交換を託された女 (上巻)
第4章 スマートマウス (1)
体のラインを不自然なほど強調させ、『捜査員としての無力さ』を象徴していた。呼吸をするたびに、制服の生地と縄の摩擦が肌に伝わっていた。呼吸をすれば縄で胸が締め付けられ、誰の支配に墜ちたのか、イヤでも認識せざる得なかった。

あの時と同じ、口を物理的に塞がれ、抵抗を全て奪われた今、記憶の中の行為だけが、私の内側で異様なほど生々しく再生され続ける。男の要求を言葉ではなく、体で、唇で、喉で、そして細胞で汲み取ったという自覚。それは屈辱であったはずなのに、狭いロッカーに押し込まれ、身動き取れない直立の姿勢が、あの記憶を逃れられない事実として認識していく。

どうして、あの時、すべてを呑み込んでしまったのか、時間を経てから訪れる罪悪感は、縄よりも深く心を縛り付けていた。

私は直立したまま、腰をくねらせていた。意識が自然とストッキングの冷たさに向いていた。暗闇の中で膝を折り、しゃがもうとしていた。背後の壁にお尻が触れ、それ以上、腰を下げられなかった。私は自分の肉体変化に気付き、熱い吐息を猿ぐつわに塞がれた口から出そうと、大きく開けていた。気が付けば、首元に汗が滴り落ちていた。同時に脚にもとろみのある汗を流していた。

遠くから、音が聞こえ、私は息を潜めた。その規則正しい音は廊下を進み、こちらに向かってきていた。足音が止まり、解錠の音に目を閉じていた。
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