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2026 人質交換を託された女 (上巻)
第3章 囚われの身
問題は、この拘束から脱出できるかどうかだった。なぜ最後に腰縄を掛けたのか、それが不思議だった。男は2束分の縄で縛ろうとしていたのに、最後の最後で1束追加したからだ。

両肩を上下に動かした時、答えにすぐ気が付いた。それは後ろに組まされた腕を上下に動かされたくないからだ。それが、この縄を解く肝になるからだ。だから背中からの縄で吊り、腰縄から伸びる縄で腕を下に引っ張る役割を果たしているのだろう。

男がどうして『関節が柔らかいんだな…』と言ったかは、関節の可動域ギリギリのところで両腕を後ろに拘束すれば、後ろ腕をより中央に絞った体勢で縛れ、そうすることで縄抜けされる可能性が極めて低くなるからだ。

私は蛇口横に置いたピアスカメラを見つめた。口を大きく開け、声を出さず語りかけた。

「こ・ん・な・の・・ぜ・つ・た・い・・ほ・ど・け・な・い・」

一度口を閉じ、再び大きく開けた。
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