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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第23章 開発

確か、小野とか呼ばれていた男。
最初に拉致られた時にホテルまで一緒にいた。
そんな記憶を手繰っていた。

「なに?…トイレでも借りにきたの?……」

岩田は親指を立てて背後の男を指差しながら…

「コイツか?…今日は3Pだ…」

ニヤリと岩田口許が歪む。
結奈は久しぶりにこの男を睨みつけた。
頭の中で、逃げろ…と声がする、後ろに駆けて寝室に飛び込んだ。
直ぐに内鍵をかけると、ドアを背に崩れ落ちた。

「なんだよ兄貴…ちゃんと教育済みって言ってたじゃんか…」

「心配するな…照れてんだよ…」

二人の男が上がり込んでくるのが解る。
足音がドアの前で止まった。

ドンドンドン…

「結奈…開けろって……なにビビってんだ?……気持ちいいの好きだろうが…」

「バカじゃないのっ…絶対に嫌……帰らせてよ……」

「俺も交ぜてくれるって兄貴が…出ておいでよ……セックスしようよ…」

頭の悪そうな口調がよけいに虫ずを走らせる。
その男の声には無視を通した。

「あぁ~ぁ、そろそろ俺に慣れてきたから、サプライズで呼んだんだけどな……」

「知るかよ…私は絶対いや……あんたが思ってるほど安くないんだよっ……」

「デカチンポ好きが…なに気取ってんだ?…」

「いいから帰って……」

「ちっ…わかったよ……」

「えぇ…俺したいんだけど……」

【最悪…最悪だ……なんで……なんで私ばっかりこんな……】

何度もしていたノックが静かになる。
ドアに耳を押しつけてみる。
テレビの音が聞こえている。

【居る……リビングに……もう一人は?……】

結奈は籠城を決め込んだ。
スマホもリビングに置きっぱなしで、時間の経過がよく解らない。



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