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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第13章 13
「それはあるわ。
私が思っているのは、アメリカに依存するより、
中国に依存したほうがいいということ。
アジア版EUのような連合を作ればいい。
『アジア連合構想』と私は考えている。
中国、インド、インドネシア、日本、パキスタン
世界の人口の半数を占める大商圏を作り上げ、
日本はその中国、インドに次ぐ中心国家になれば、
欧米の顔色を窺う状況から脱せるわ。
アメリカのように二大政党制で、
大統領が代わるたびに方向性が変わる国に
従っていては、そのたびに、日本は振り回される。
中国は、指導者が代わる回数は少ないし、
一党独裁体制だから、方向性も一貫しているわ。
戦後八十年。アメリカの占領下から脱さないと。
国内に外国の基地があって、治外法権だなんて、
時代錯誤よ。
日本がアメリカと手を切り、中国と手を握れば、
中国は、日本を対米の盾として使うかもしれない。
でも、その盾が機能すれば、大事にするわ。
少なくとも、アメリカよりは」

揚子が話し続けた。

茉莉花にも、わかる部分もあったが、

現状からの大きな方向転換は大きな混乱を招く。

そのなかで、国民生活はどうなるのか?

中国に関して、投資対象として、経済的な面と、

安定性という政治的な面を知っている茉莉花。

揚子の主張に首肯することはできないが、

自分の価値観とは真逆の価値観に触れた気がした。

北京大興国際空港に到着した。

日本の弱小野党の代表と、

野党議員たちが到着しただけなのに、

大勢の歓迎の人たち。

そこからは、揚子は政治日程。

茉莉花は、関係者の一人として同行することになった。

2日目、3日目と日程が進む。

茉莉花は夫の満に連絡を入れて、

「誕生日会への不参加について、
お義父様に謝っておいてください。
老人ホームの皆様にもよろしくお伝えください」

と、伝えた。満は、

「わかっている。そちらはどう?」

と、話を振ってきた。

「どうって?」

茉莉花が訊き返すと、

「あの代表。大丈夫か?頭がおかしいという評判だけど」

と、訊く。

「価値観は私とは違うのは確か」

茉莉花はそれだけを伝えた。
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