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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第13章 13
芝木揚子に同行していた茉莉花。
出発の機内では、隣に座るように言われ、
根掘り葉掘り、中国について、
どのように理解しているのか?
どのように顧客に説明しているのか?
これからの日中関係について、
淀みなく答えた茉莉花。
「なかなかの中国通ね」
揚子が謎めいた表情で笑った。
茉莉花は感じていた。
この人、得体が知れない。
出発までに一通りは調べた茉莉花。
揚子の祖父は、残留孤児。
中国人の両親に育てられ、
妻も中国人という母を持ち、その母が帰国。
その母と同じく残留孤児の子で
帰国した父の間に生まれた残留孤児三世。
世間ではその生い立ちから、
『媚中派』『中国のスパイ』と見られている。
実際、発言や、立ち上げた『人民党』の要綱でも、
親中派を隠さない。反日米同盟。
中国からの移民を受け入れて行くことを
主張している。
茉莉花に言わせれば、
中国人民が増えていた頃はともかく、
今は中国も少子化。
タンピン族や専業子供問題など
働かない若者の問題を抱える中国。
労働力として中国から
移民を受けれいても意味がない。
イスラム系の移民の問題が
一部で取り上げられているが、
中国人の移民が増えれば増えたで、
問題化するだろう。
すでに、中国からの留学生の問題は政治化している。
簡単に茉莉花がその点を話すと、頷く揚子。
反論されると思っていただけに
怪訝な表情になった茉莉花。
そんな茉莉花に、揚子が、
「労働力にはならないわ。
ただ、人間の盾にはなるわ。
中国が台湾併合後に向かうのはフィリピンと日本よ。
そのとき、武力で併合するという選択肢もあるわ。
中国からのミサイル攻撃を避けるには、
多数の中国人が住んでいるという状況を作るのよ。
同胞に向かってミサイルは撃てないでしょ」
と、話した。茉莉花には、そうは思えなかった。
天安門事件では、自国民にすら発砲して、
多くの人民を殺した中国。
同胞が住んでいるということに頓着するだろうか。
茉莉花がその点を訊くと、
「中国が日本に移民を送り込むとすれば、
多くがスパイよ。
軍関係者や共産党員のはず。同胞であり同志よ」
と、笑った。
「であれば、ミサイルではなく、他の方法で」
茉莉花が訊いた。
出発の機内では、隣に座るように言われ、
根掘り葉掘り、中国について、
どのように理解しているのか?
どのように顧客に説明しているのか?
これからの日中関係について、
淀みなく答えた茉莉花。
「なかなかの中国通ね」
揚子が謎めいた表情で笑った。
茉莉花は感じていた。
この人、得体が知れない。
出発までに一通りは調べた茉莉花。
揚子の祖父は、残留孤児。
中国人の両親に育てられ、
妻も中国人という母を持ち、その母が帰国。
その母と同じく残留孤児の子で
帰国した父の間に生まれた残留孤児三世。
世間ではその生い立ちから、
『媚中派』『中国のスパイ』と見られている。
実際、発言や、立ち上げた『人民党』の要綱でも、
親中派を隠さない。反日米同盟。
中国からの移民を受け入れて行くことを
主張している。
茉莉花に言わせれば、
中国人民が増えていた頃はともかく、
今は中国も少子化。
タンピン族や専業子供問題など
働かない若者の問題を抱える中国。
労働力として中国から
移民を受けれいても意味がない。
イスラム系の移民の問題が
一部で取り上げられているが、
中国人の移民が増えれば増えたで、
問題化するだろう。
すでに、中国からの留学生の問題は政治化している。
簡単に茉莉花がその点を話すと、頷く揚子。
反論されると思っていただけに
怪訝な表情になった茉莉花。
そんな茉莉花に、揚子が、
「労働力にはならないわ。
ただ、人間の盾にはなるわ。
中国が台湾併合後に向かうのはフィリピンと日本よ。
そのとき、武力で併合するという選択肢もあるわ。
中国からのミサイル攻撃を避けるには、
多数の中国人が住んでいるという状況を作るのよ。
同胞に向かってミサイルは撃てないでしょ」
と、話した。茉莉花には、そうは思えなかった。
天安門事件では、自国民にすら発砲して、
多くの人民を殺した中国。
同胞が住んでいるということに頓着するだろうか。
茉莉花がその点を訊くと、
「中国が日本に移民を送り込むとすれば、
多くがスパイよ。
軍関係者や共産党員のはず。同胞であり同志よ」
と、笑った。
「であれば、ミサイルではなく、他の方法で」
茉莉花が訊いた。

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