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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第14章 14
妻を呼び出す算段を聞いても、
止めるように言わない満。
好奇心に満ちた視線と表情。
茉莉花を罠にハメる算段に
参加している満。
男たちは、これで、
満を仲間に引き入れられたと思った。
実際、満は、男たちに同心していた。
「わかりました。
私が出張の日程があれば、お伝えします」
満のこの言葉で、それが明確になった。
光男も頷いた。息子の意思がはっきりした以上、
光男の立場も決まった。
というより、
息子の嫁とやりたいという気持ちが高まっていた。
「私が急病ということくらいで、来ますか?」
光男が訊いた。
この言葉で、男たちは光男の意思を確認できた。
「そうですね。無理ですか?」
榊原が訊くと、
「今まで、いろいろな理由で呼んでも
来ませんでしたからね」
と、光男が答えると、
「では、今まで一度もないのですか?」
と、椎名が訊いた。
椎名と椎名の息子の嫁の関係は冷戦状態。
それでも、椎名が交通事故に遭った際は、
救急搬送先の病院に、嫁が真っ先にやってきた。
その記憶がある椎名。全くなはずはないと思った。
「そうですね。妻と一緒の頃は、
たまに顔を出していましたが、
最近は、ずっと無かったので…」
記憶をたどる光男。
「妻の葬儀は来ていましたが、
家族葬ホールにですが…」
さらに、記憶をたどる光男。
横で満も思い出そうとしていた。
親子そろって記憶力にも難があると、
榊原、椎名、相馬は思った。瀬島も、
光男は認知症が若干あるため、
仕方がないと思いつつ、
満の記憶力の悪さに驚いていた。
「そういえば…。
私がインフルエンザで高熱を出して
自宅待機のときに、
『父が倒れた』とヘルパーさんから
連絡があって、その時は、妻が
駆けつけました」
満がやっとのことで答えた。
「それはいつ?」
榊原が訊くと、
「去年の冬ですね」
と、満が答えた。
1年前…。それを思い出すのに、
そんなに時間がかかるのか?驚きが広がった。
「となると、満さんが熱を出して寝込み、
光男さんがここで、倒れたとなれば、
奥さんは駆けつけるでしょうか?」
佐藤が確認するように満に訊いた。
「確信は持てませんが、
可能性はあると思います」
満が答えた。
止めるように言わない満。
好奇心に満ちた視線と表情。
茉莉花を罠にハメる算段に
参加している満。
男たちは、これで、
満を仲間に引き入れられたと思った。
実際、満は、男たちに同心していた。
「わかりました。
私が出張の日程があれば、お伝えします」
満のこの言葉で、それが明確になった。
光男も頷いた。息子の意思がはっきりした以上、
光男の立場も決まった。
というより、
息子の嫁とやりたいという気持ちが高まっていた。
「私が急病ということくらいで、来ますか?」
光男が訊いた。
この言葉で、男たちは光男の意思を確認できた。
「そうですね。無理ですか?」
榊原が訊くと、
「今まで、いろいろな理由で呼んでも
来ませんでしたからね」
と、光男が答えると、
「では、今まで一度もないのですか?」
と、椎名が訊いた。
椎名と椎名の息子の嫁の関係は冷戦状態。
それでも、椎名が交通事故に遭った際は、
救急搬送先の病院に、嫁が真っ先にやってきた。
その記憶がある椎名。全くなはずはないと思った。
「そうですね。妻と一緒の頃は、
たまに顔を出していましたが、
最近は、ずっと無かったので…」
記憶をたどる光男。
「妻の葬儀は来ていましたが、
家族葬ホールにですが…」
さらに、記憶をたどる光男。
横で満も思い出そうとしていた。
親子そろって記憶力にも難があると、
榊原、椎名、相馬は思った。瀬島も、
光男は認知症が若干あるため、
仕方がないと思いつつ、
満の記憶力の悪さに驚いていた。
「そういえば…。
私がインフルエンザで高熱を出して
自宅待機のときに、
『父が倒れた』とヘルパーさんから
連絡があって、その時は、妻が
駆けつけました」
満がやっとのことで答えた。
「それはいつ?」
榊原が訊くと、
「去年の冬ですね」
と、満が答えた。
1年前…。それを思い出すのに、
そんなに時間がかかるのか?驚きが広がった。
「となると、満さんが熱を出して寝込み、
光男さんがここで、倒れたとなれば、
奥さんは駆けつけるでしょうか?」
佐藤が確認するように満に訊いた。
「確信は持てませんが、
可能性はあると思います」
満が答えた。

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