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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第30章 神寂びの森とつながる未来
お腹に置いた手をキュッと巴さんが握ってくれた。

「二人、素敵なカップルだと思うよ?
 私は、応援している」

その時、巴さんのお腹の中からぽこんと私の手に振動が伝わった。
「ふふ・・・赤ちゃんも、応援してるって・・・」

そんなふうに言ってくれる。
なんだか、本当に、応援されている気持ちになった。

「赤ちゃん、元気にしてますか?巴」
「もらってきたぞ〜」

その時、ちょうど男性陣が戻ってきた。
よいしょっと巴さんの腕を港斗さんがひく。
私の手をひょいっと素直さんが引いてくれた。

なんとなく、そのままどさくさに紛れて、彼の腕にしがみついてしまう。
突然ぎゅっとしがみついたものだから、素直さんがちょっとびっくりしたような顔をしていたけれども、

今、気持ちいっぱいだからさ・・・私。

そんなふうに心の中でエクスキューズ。
結局、なんとなく照れくさくて手を離してしまったのだけど、
心は十分暖かくなった。

港斗さんと手をつないでいた巴さんが、そんな私を見て、ふふっと笑った気がした。
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