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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第30章 神寂びの森とつながる未来
☆☆☆
外宮には『域内別宮』というお社が3つある。
豊受大神の荒御魂をお祀りしている
『多賀宮(たかのみや)』
大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)という地元の神様を祀っている
『土宮(つちのみや)』
級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)という
風とか雨の神様を祀っている
『風宮(かぜのみや)』
である。
伊勢神宮の別宮はだいたいシンプルな形式であることが多いが、この多賀宮も例外ではなく、木々に囲まれた小さなお社である。鳥居の横に『多賀宮』と書かれた札が掲げられているほかは、宮司さんなどもいない。
前の参拝客に引き続いて、私たちも鳥居をくぐっていく。
「荒御魂のほうが御利益あるんだっけか?」
素直さんが札に書かれた『御祭神 豊受大神荒御魂』の文字を見て、ぼそっと言ってきた。
「うん、そういう話」
それに答えた私の声に、巴さんが『へぇ・・・そうなのね・・・』と反応した。
「豊受大神は衣食住の神様といいます。
こちらでもよくお参りしておきましょう。巴。」
「うん。そうだね。」
そっと手を合わせてお参りをする。
頭に思い描いた内容は、大体、先程と同じであるが、
ちょっとだけ『太りませんよう・・・いや、むしろ痩せますようにっ!』と強めにお願いしておいた。
荒御魂様のほうが、ご利益があるなら、是非。
これ以上、お腹ぽよぽよになるわけにはいかないからである。
その後、順に土宮、風宮と巡っていく。
「この・・・風宮の御祭神・・・級長津彦命さま?
どこかで聞いたことがあるような・・・?」
「そうですね、僕もなんか聞き覚えがあります」
巴さんと港斗さんがそんな話をしていた。
素直さんはどうかな?と思ってみてみると、同じように、うーんと考え込んでいる。
多分、私はみんなの心当たりの理由がわかる。
「それ、多分、鬼滅の刃じゃないかと。
風柱の名前が不死川(しなずがわ)・・・だから?」
実際、鬼滅の刃に登場する風柱・不死川実弥の名の由来が本当にこれかわからないけど、名前の響きと風の神様ということでやっぱり意識してんじゃないかなと思う。
「ふふ・・・なるほどね」
「確かに似てますね・・・やっぱり由来のひとつ、なんでしょうかね?」
外宮には『域内別宮』というお社が3つある。
豊受大神の荒御魂をお祀りしている
『多賀宮(たかのみや)』
大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)という地元の神様を祀っている
『土宮(つちのみや)』
級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)という
風とか雨の神様を祀っている
『風宮(かぜのみや)』
である。
伊勢神宮の別宮はだいたいシンプルな形式であることが多いが、この多賀宮も例外ではなく、木々に囲まれた小さなお社である。鳥居の横に『多賀宮』と書かれた札が掲げられているほかは、宮司さんなどもいない。
前の参拝客に引き続いて、私たちも鳥居をくぐっていく。
「荒御魂のほうが御利益あるんだっけか?」
素直さんが札に書かれた『御祭神 豊受大神荒御魂』の文字を見て、ぼそっと言ってきた。
「うん、そういう話」
それに答えた私の声に、巴さんが『へぇ・・・そうなのね・・・』と反応した。
「豊受大神は衣食住の神様といいます。
こちらでもよくお参りしておきましょう。巴。」
「うん。そうだね。」
そっと手を合わせてお参りをする。
頭に思い描いた内容は、大体、先程と同じであるが、
ちょっとだけ『太りませんよう・・・いや、むしろ痩せますようにっ!』と強めにお願いしておいた。
荒御魂様のほうが、ご利益があるなら、是非。
これ以上、お腹ぽよぽよになるわけにはいかないからである。
その後、順に土宮、風宮と巡っていく。
「この・・・風宮の御祭神・・・級長津彦命さま?
どこかで聞いたことがあるような・・・?」
「そうですね、僕もなんか聞き覚えがあります」
巴さんと港斗さんがそんな話をしていた。
素直さんはどうかな?と思ってみてみると、同じように、うーんと考え込んでいる。
多分、私はみんなの心当たりの理由がわかる。
「それ、多分、鬼滅の刃じゃないかと。
風柱の名前が不死川(しなずがわ)・・・だから?」
実際、鬼滅の刃に登場する風柱・不死川実弥の名の由来が本当にこれかわからないけど、名前の響きと風の神様ということでやっぱり意識してんじゃないかなと思う。
「ふふ・・・なるほどね」
「確かに似てますね・・・やっぱり由来のひとつ、なんでしょうかね?」

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