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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第30章 神寂びの森とつながる未来
「そうね、こちらに祀られている天照大神様は、もともと天皇とともに御所に祀られていたのを移動させてきてこの地に祀った・・・だからめちゃくちゃ皇室由来の神社なわけ。
そもそも、伊勢神宮っていう名前は正式名称ではなく、実はただ単に『神宮』っていうのが正しいの。だからホームページとか見ると、表題は『神宮』になっているんだよね。
つまり、神宮とは・・・」
は!っとこのあたりで正気に返る。
また、マシンガントークをしてしまった。
やばやば、と思って素直さんの方を見たが、素直さん自身は、私のおたくマシンガントークを全く意に介していないようで、
『へー、そーなんだー、やっぱここ、すげー神社なんだな〜』
なんて言いながら辺りをキョロキョロしていたりする。
その様子を見て、ちょっと自分の頬がほころぶような感覚がある。
なんか胸の中、あったかいや。
こんなところもね、私、あなたが・・・好き、なんだよ?
そんなふうに思う。
あくまで心の中でだが。
「お!あれが本殿か?」
こんな話をしているうちに、正面右手に板壁に取り囲まれ、高い木がそびえているエリアが見えてくる。そう、あれがこちら外宮の本殿・・・正式には『正宮』というのだが・・・となる。
木造りの立派な鳥居を抜け、正面にある拝殿に進む。
コロコロコロ・・・
私たちの前に並んでいた女の人が、お賽銭を落としちゃったみたい。
百円玉がひとつ、私の足元に転がってきた。それをひょいと拾い上げて、落とし主に声を掛けた。
「大丈夫ですか?・・・これ落とされましたよ」
どうぞと手渡した時、振り返ったその女性の顔には見覚えがあった。
3月の淡路島旅行のときに出会った優しいお姉さん、生田巴さんだ。
「巴?」
巴さんの身体で死角になっていて見えなかったが、彼女の向こうで振り返ったイケメン男性は彼女の旦那さんの港斗さんだった。
「巴さん!?」
「あら、ゆらさん?」
さっき素直さんから、二人もここに来ていると聞いていたが、本当にばったり会えるなんて・・・、すごく嬉しい偶然だ。
「巴さん!もしかしたら三重のどこかでお会い出来るかもって思ってましたけど・・・
本当にお会いできちゃいましたね」
「そういえば、ゆらさんたちもお伊勢参りしたいって言ってた・・・ものね」
「はい!会えて良かったです!」
そもそも、伊勢神宮っていう名前は正式名称ではなく、実はただ単に『神宮』っていうのが正しいの。だからホームページとか見ると、表題は『神宮』になっているんだよね。
つまり、神宮とは・・・」
は!っとこのあたりで正気に返る。
また、マシンガントークをしてしまった。
やばやば、と思って素直さんの方を見たが、素直さん自身は、私のおたくマシンガントークを全く意に介していないようで、
『へー、そーなんだー、やっぱここ、すげー神社なんだな〜』
なんて言いながら辺りをキョロキョロしていたりする。
その様子を見て、ちょっと自分の頬がほころぶような感覚がある。
なんか胸の中、あったかいや。
こんなところもね、私、あなたが・・・好き、なんだよ?
そんなふうに思う。
あくまで心の中でだが。
「お!あれが本殿か?」
こんな話をしているうちに、正面右手に板壁に取り囲まれ、高い木がそびえているエリアが見えてくる。そう、あれがこちら外宮の本殿・・・正式には『正宮』というのだが・・・となる。
木造りの立派な鳥居を抜け、正面にある拝殿に進む。
コロコロコロ・・・
私たちの前に並んでいた女の人が、お賽銭を落としちゃったみたい。
百円玉がひとつ、私の足元に転がってきた。それをひょいと拾い上げて、落とし主に声を掛けた。
「大丈夫ですか?・・・これ落とされましたよ」
どうぞと手渡した時、振り返ったその女性の顔には見覚えがあった。
3月の淡路島旅行のときに出会った優しいお姉さん、生田巴さんだ。
「巴?」
巴さんの身体で死角になっていて見えなかったが、彼女の向こうで振り返ったイケメン男性は彼女の旦那さんの港斗さんだった。
「巴さん!?」
「あら、ゆらさん?」
さっき素直さんから、二人もここに来ていると聞いていたが、本当にばったり会えるなんて・・・、すごく嬉しい偶然だ。
「巴さん!もしかしたら三重のどこかでお会い出来るかもって思ってましたけど・・・
本当にお会いできちゃいましたね」
「そういえば、ゆらさんたちもお伊勢参りしたいって言ってた・・・ものね」
「はい!会えて良かったです!」

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