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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第29章 始まりの海と再会の予感
真っ赤な社の傍らにわらで作った輪っかのようなものが積んである。
『輪注連縄 300円』とあり、どうやらこれで身体をこすって穢れを祓う、ということのようだった。
「祓戸神社・・・みたいなものかも?」
「要はお参りする前に身ぎれいにするってやつか?」
「うん・・・でも、珍しいね、これ」
そう、珍しい。お祈りだけではなく、注連縄で禊(みそぎ)をするという・・・。私もこんなタイプの神社は初めて見た。
「ゆらさん、やってみたいの?」
「うん・・・やってみたい」
というわけで、300円をお納めして、輪っか状になった注連縄をひとついただき、看板に書かれているように身体のあちこちにこすりつけてみる。
これでいいのだろうか?
あ、そうだ、ついでに・・・
隣りにいた素直さんの身体もポンポン叩いてみる。
「おわ、俺も?」
「うん、ついで、ついで」
「ひとりひとつでなくていいもん?」
「大丈夫なんじゃない?なんにも書いてないし・・・そもそも日本の神様は心が広いから!」
この、『日本の神様は心が広いから』というのは基本、私の持論である。
なので、多少お参りの作法が間違っていても、いいんじゃないかなと勝手に解釈してたりする。多分、大事なのは気持ちなんじゃないかなと思っている。
2人分の穢れを祓ってくれた輪注連縄を、中央のお賽銭箱前にある輪投げの的のような棒に通してお納めする。その後に、お賽銭をポイっとして、二人並んで参拝した。
これで、身ぎれいになっただろうか?
ちょっと気分が良くなったところで、『天の岩屋』の先にある手水舎に向かう。
この手水舎がまた珍しかった。
「すご。カエルだらけ」
手水のまわりに大小さまざまのカエルの像があるのだ。
手水舎は、お寺とかだとお花が浮かんでいたり、凝ったところだと水が出てくるところが意匠を凝らした彫像になってたりするものだが、こういう感じの『カエル推し』のものはあまり記憶にない。
「なんでカエル?」
「さあ?」
後で知ったことだが、この神社が面している海にはカエル岩なる岩があるみたいだ。その御縁があってか、この神社では猿田彦大神の使いとしてカエルをあちこちに配しているらしい。他の猿田彦神社でカエルが祀られてるのを見たことがないので、これはここだけの風習なのだろうなと思う。
『輪注連縄 300円』とあり、どうやらこれで身体をこすって穢れを祓う、ということのようだった。
「祓戸神社・・・みたいなものかも?」
「要はお参りする前に身ぎれいにするってやつか?」
「うん・・・でも、珍しいね、これ」
そう、珍しい。お祈りだけではなく、注連縄で禊(みそぎ)をするという・・・。私もこんなタイプの神社は初めて見た。
「ゆらさん、やってみたいの?」
「うん・・・やってみたい」
というわけで、300円をお納めして、輪っか状になった注連縄をひとついただき、看板に書かれているように身体のあちこちにこすりつけてみる。
これでいいのだろうか?
あ、そうだ、ついでに・・・
隣りにいた素直さんの身体もポンポン叩いてみる。
「おわ、俺も?」
「うん、ついで、ついで」
「ひとりひとつでなくていいもん?」
「大丈夫なんじゃない?なんにも書いてないし・・・そもそも日本の神様は心が広いから!」
この、『日本の神様は心が広いから』というのは基本、私の持論である。
なので、多少お参りの作法が間違っていても、いいんじゃないかなと勝手に解釈してたりする。多分、大事なのは気持ちなんじゃないかなと思っている。
2人分の穢れを祓ってくれた輪注連縄を、中央のお賽銭箱前にある輪投げの的のような棒に通してお納めする。その後に、お賽銭をポイっとして、二人並んで参拝した。
これで、身ぎれいになっただろうか?
ちょっと気分が良くなったところで、『天の岩屋』の先にある手水舎に向かう。
この手水舎がまた珍しかった。
「すご。カエルだらけ」
手水のまわりに大小さまざまのカエルの像があるのだ。
手水舎は、お寺とかだとお花が浮かんでいたり、凝ったところだと水が出てくるところが意匠を凝らした彫像になってたりするものだが、こういう感じの『カエル推し』のものはあまり記憶にない。
「なんでカエル?」
「さあ?」
後で知ったことだが、この神社が面している海にはカエル岩なる岩があるみたいだ。その御縁があってか、この神社では猿田彦大神の使いとしてカエルをあちこちに配しているらしい。他の猿田彦神社でカエルが祀られてるのを見たことがないので、これはここだけの風習なのだろうなと思う。

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