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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第29章 始まりの海と再会の予感
そう言われると、身体はベタベタな気がするし、お腹はグーッと鳴りそうな気もしてきた。じゃあ、お言葉に甘えて、と先にシャワーを浴びさせていただくことにする。
私が化粧をしている間に、素直さんも手早くシャワーを済ませた。二人して身支度を整え、朝食会場へと向かう。朝食バイキングはよくある和洋中が選べるタイプで、一応伊勢らしく『伊勢うどん』もあった。
私はおかゆと焼き魚、和食のおかずを数品、それからわらび餅を、
素直さんはパンとオムレツ、サラダにヨーグルト、加えて朝カレーと伊勢うどんを食べていた。
食べ過ぎでは?
伊勢うどんをちょっともらったが、噂通り、ものすごく柔らかいうどんで、しかも出汁が真っ黒。関西地方のうどんとは思えない感じだった。
「胃腸に優しくするためにやわらけーって言ってたけど・・・やっぱ、何度食ってもイマイチだな、コレ」
取ってきておいてなんだけど、と素直さんが続ける。
コシがある方がおいしいと、毎回思うらしい。
朝食を終え、歯磨きなどを済ませると、時刻はすでに9時近くになっていた。必要な手荷物のみをリュックに詰め、いざ出発である。
「まずは・・・っと」
素直さんがレンタカーのカーナビを操作する。
「え?伊勢神宮に行くんじゃないの?」
素直さんの旅のしおりには、今日の最初の目的地は伊勢神宮の外宮となっている。なのに、カーナビにセットしているのは『二見興玉(ふたみおきたま)神社』という、聞き覚えのない神社だった。
「あ、うん、実はさ、あの例の夫婦いたじゃん?」
「淡路島で会った、港斗さんと巴さん?」
「そ。その港斗くんと連絡とっててさ、彼に教えてもらったんだよね。伊勢参りってここからやるのが正統なんだって」
いつの間にか素直さんはいろいろと港斗さんと連絡を取り合っていたみたい。私も巴さんとLINEで何度かやり取りしていたけれど、そこまでの話はしていなかった。
「で、ちょっとびっくりだったんだけどさ、実は知り合いの知り合い・・・というか、関わりのあった会社の社長の息子さんだったりしてな」
『いや〜世間は狭いな〜』なんて素直さんは笑っていた。
まさか、淡路島の由良湊神社なんていうマイナーな(?)観光地で出会った人が、知ってる人の子どもだったなんて、そんな事あるんだ・・・。
私が化粧をしている間に、素直さんも手早くシャワーを済ませた。二人して身支度を整え、朝食会場へと向かう。朝食バイキングはよくある和洋中が選べるタイプで、一応伊勢らしく『伊勢うどん』もあった。
私はおかゆと焼き魚、和食のおかずを数品、それからわらび餅を、
素直さんはパンとオムレツ、サラダにヨーグルト、加えて朝カレーと伊勢うどんを食べていた。
食べ過ぎでは?
伊勢うどんをちょっともらったが、噂通り、ものすごく柔らかいうどんで、しかも出汁が真っ黒。関西地方のうどんとは思えない感じだった。
「胃腸に優しくするためにやわらけーって言ってたけど・・・やっぱ、何度食ってもイマイチだな、コレ」
取ってきておいてなんだけど、と素直さんが続ける。
コシがある方がおいしいと、毎回思うらしい。
朝食を終え、歯磨きなどを済ませると、時刻はすでに9時近くになっていた。必要な手荷物のみをリュックに詰め、いざ出発である。
「まずは・・・っと」
素直さんがレンタカーのカーナビを操作する。
「え?伊勢神宮に行くんじゃないの?」
素直さんの旅のしおりには、今日の最初の目的地は伊勢神宮の外宮となっている。なのに、カーナビにセットしているのは『二見興玉(ふたみおきたま)神社』という、聞き覚えのない神社だった。
「あ、うん、実はさ、あの例の夫婦いたじゃん?」
「淡路島で会った、港斗さんと巴さん?」
「そ。その港斗くんと連絡とっててさ、彼に教えてもらったんだよね。伊勢参りってここからやるのが正統なんだって」
いつの間にか素直さんはいろいろと港斗さんと連絡を取り合っていたみたい。私も巴さんとLINEで何度かやり取りしていたけれど、そこまでの話はしていなかった。
「で、ちょっとびっくりだったんだけどさ、実は知り合いの知り合い・・・というか、関わりのあった会社の社長の息子さんだったりしてな」
『いや〜世間は狭いな〜』なんて素直さんは笑っていた。
まさか、淡路島の由良湊神社なんていうマイナーな(?)観光地で出会った人が、知ってる人の子どもだったなんて、そんな事あるんだ・・・。

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