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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第28章 結ぶこころと絡まる指先
「お風呂行こうか」
「うん」

館内着として用意されていた甚平さんは男女兼用であまり可愛くなかったので、私は持ってきた長袖Tシャツとチェックのパンツという組み合わせの室内着で、素直さんはその館内着で大浴場に向かった。

大浴場は人工とはいえラジウム温泉だそうだ。
お風呂の側面には大きめのガラス窓があり、小さなお庭に面しているようだが、今は真っ暗である。木目調のシックな浴室は、休前日ではあるものの、それほど混んでいなかった。

クレンジングでお化粧を落とし、髪の毛と体を洗う。
お風呂に浸かって足を伸ばすと、疲れが身体から外に染み出していくような心地よさがあった。

そう言えば、昨日はバス泊だったからなあ・・・お風呂は一日ぶりということになる。
お風呂でまた思い出したことがある。

巴さん・・・

明日、巴さんと港斗さんもお伊勢参りをするということを素直さんは聞いているみたい。私も巴さんにLINEを送っていて、『あっちで会えたらいいね!』なんて言い合っていた。

会えるかなあ・・・
あれからまた、お腹おっきくなったのかな・・・
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