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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第27章 古の都と深まる絆(後編)
今日は平日のせいか、時間が絶妙なせいか、あまり久延彦神社には参拝客はいなかった。それをいいことに、ちょっと甘えたい気持ちが湧き出してきてしまう。
とん、と隣りにいる素直さんの腕に頭をもたれさせる。
ほんの少し体重を預けただけなのに、なんだか本当に気持ちがいい。
「ん?」
「ううん、なんでも」
「そうか」
ふわっと彼の腕が私の肩を抱く。そうするとより包みこまれているみたいで、とても安心してしまう。
いつも私はこういうところに来る時はひとりだった。
何を見ても、何を感じてもひとりだった。
でも、今日は違うんだなとものすごく実感する。
「素直さん」
「なんだ?」
「好き」
ポロッと出た言葉に彼の身体が、一瞬だけど少し震えた気がした。
好きなんだ。
だって、こうして同じ方向を見て、同じものを見てくれる。
それは、私にとって、とても、とても大事なことだった。
こんな人、私の人生にこれまでいなかった。
奇跡みたいな人だと、改めて思ってしまう。
ぎゅっと私を抱く腕にこもる力。
それが本当に嬉しかった。
とん、と隣りにいる素直さんの腕に頭をもたれさせる。
ほんの少し体重を預けただけなのに、なんだか本当に気持ちがいい。
「ん?」
「ううん、なんでも」
「そうか」
ふわっと彼の腕が私の肩を抱く。そうするとより包みこまれているみたいで、とても安心してしまう。
いつも私はこういうところに来る時はひとりだった。
何を見ても、何を感じてもひとりだった。
でも、今日は違うんだなとものすごく実感する。
「素直さん」
「なんだ?」
「好き」
ポロッと出た言葉に彼の身体が、一瞬だけど少し震えた気がした。
好きなんだ。
だって、こうして同じ方向を見て、同じものを見てくれる。
それは、私にとって、とても、とても大事なことだった。
こんな人、私の人生にこれまでいなかった。
奇跡みたいな人だと、改めて思ってしまう。
ぎゅっと私を抱く腕にこもる力。
それが本当に嬉しかった。

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