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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第27章 古の都と深まる絆(後編)
オズの魔法使いだと、知恵を欲しているとされるカカシが、日本では古来から知恵の神様として信仰されているのだ。それが面白いなと思って覚えていたことだった。
「カカシって田んぼに立ってるじゃない?それで周りを見渡したり、そこに来たいろんな人が話すことをずっと聞いているんだって。だからカカシは何でも知ってる、ってことになったみたい」
「なるほどなあ」
『石の上にも三年』を地で行くような神様だ。私もひとところでじっと一生懸命やってれば知恵者になれるんだろうか?
注連柱の前で一礼して、参道である石の階段を登ることしばし、またしてもこじんまりとしたお社が姿を現す。
まずはお参り。
5円玉をぽい。
二拝、二拍手、一礼
ぺこ、ぺこ、パン、パン、ぺこり。
知恵がつきますように・・・っと。
素直さんはかなり熱心にお参りしてるみたい。
そうだよなーコンサルだもんな。
ここの神様が司る『知恵』で勝負しているような仕事だよな・・・きっと。
私よりも1.5倍ほど長くお参りしていた素直さんが顔を上げたので、本殿の中にある知恵フクロウの方に立ち寄った。
丸っこくて目がくりくりした可愛らしいフクロウの像である。
フクロウは久延毘古の使いとして考えられているらしい。
「フクロウが知恵の神ってのは西洋も東洋も同じなんだな」
「ハリー・ポッターとかにも出てくるよね。なんでだろうね?」
あの首をクイクイ動かす仕草が、よく考えている姿のように見えるのかもしれない。こちらの像にも手を合わせておく。
社殿横に授与所があり、御朱印をいただくことができた。こちらの御朱印は、『学業成就・智恵の神・受験合格』と書かれた小さな朱印と、社名を書いた大きな朱印が押され、右に『奉拝』、左に今日の日付が記されるタイプのものだった。
社名が墨書きされないのはなんだか珍しい気がした。
この久延彦神社は小高い山の上にあるみたいで、社殿の左手には見晴らし台が設置されていた。
いつの間にか午後3時を回った柔らかな日差しの中、緩やかな風が通り過ぎるそこは、なんだか背伸びをしたくなるほど気持ちのいい場所だった。
「町がよく見えるね」
「ん・・・見晴らしいいな」
素直さんが横に立っている。
「カカシって田んぼに立ってるじゃない?それで周りを見渡したり、そこに来たいろんな人が話すことをずっと聞いているんだって。だからカカシは何でも知ってる、ってことになったみたい」
「なるほどなあ」
『石の上にも三年』を地で行くような神様だ。私もひとところでじっと一生懸命やってれば知恵者になれるんだろうか?
注連柱の前で一礼して、参道である石の階段を登ることしばし、またしてもこじんまりとしたお社が姿を現す。
まずはお参り。
5円玉をぽい。
二拝、二拍手、一礼
ぺこ、ぺこ、パン、パン、ぺこり。
知恵がつきますように・・・っと。
素直さんはかなり熱心にお参りしてるみたい。
そうだよなーコンサルだもんな。
ここの神様が司る『知恵』で勝負しているような仕事だよな・・・きっと。
私よりも1.5倍ほど長くお参りしていた素直さんが顔を上げたので、本殿の中にある知恵フクロウの方に立ち寄った。
丸っこくて目がくりくりした可愛らしいフクロウの像である。
フクロウは久延毘古の使いとして考えられているらしい。
「フクロウが知恵の神ってのは西洋も東洋も同じなんだな」
「ハリー・ポッターとかにも出てくるよね。なんでだろうね?」
あの首をクイクイ動かす仕草が、よく考えている姿のように見えるのかもしれない。こちらの像にも手を合わせておく。
社殿横に授与所があり、御朱印をいただくことができた。こちらの御朱印は、『学業成就・智恵の神・受験合格』と書かれた小さな朱印と、社名を書いた大きな朱印が押され、右に『奉拝』、左に今日の日付が記されるタイプのものだった。
社名が墨書きされないのはなんだか珍しい気がした。
この久延彦神社は小高い山の上にあるみたいで、社殿の左手には見晴らし台が設置されていた。
いつの間にか午後3時を回った柔らかな日差しの中、緩やかな風が通り過ぎるそこは、なんだか背伸びをしたくなるほど気持ちのいい場所だった。
「町がよく見えるね」
「ん・・・見晴らしいいな」
素直さんが横に立っている。

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