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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第27章 古の都と深まる絆(後編)
せっかくなので、私は持っていた水筒の中身を飲み干し、軽くゆすいだあとで、霊水をいただくことにする。
素直さんはその場で備え付けのコップでいっぱいいただいていた。
「冷たくてうまいな。こんな水を使ってるから奈良の酒はうまいのかもな・・・」
私も飲んでみたが、雑味がないというか、ひっかかりがないというか、自然と身体に溶け込むようなそんなお水のように感じた。
神社のホームページによると、大神神社の摂社のひとつに『活日神社』というのがあって、そこにはお酒の神様が祀られているのだそうだ。そして、『石上(いそのかみ)』が『布留(降る)』の枕詞になっているのと同じように、『味酒(うまさけ)』という言葉は『三輪』につながる枕詞になっているという。
万葉集に曰く、
うまさけを三輪の祝(はうり)が斎ふ(いわう)杉
手触れし罪か 君に逢ひがたき
(ゆら訳:お酒の美味しい三輪山にある神様が祝福した杉に手を触れちゃったりしたのかな?そのバチがあたって、愛しいあなたに私は逢えないのかな・・・)
酒と、杉がセットになった恋歌なんかあったりするみたい。
「やっぱり、帰りにあの酒屋さんでおさけ買ってこうか」
私も素直さんと飲むお酒はとても好きだ。
ちっちゃい瓶の日本酒を買って、ホテルのお部屋で一緒に飲んだら、ほんのり気持ちよくなれるだろう。
「ああ、そうだな」
ここでは拝殿と社務所が一緒になっているようで、そこにいた神職さんにお願いして無事に『狭井神社』の御朱印もいただくことができた。
次に私達が向かったのは、坂道を降りてしばらくのどかな田園風景の道を歩くとたどり着く『久延彦神社』だった。
鬱蒼とした森の手前にはやっぱり鳥居代わりの注連柱があり、石の碑、立て看板にそれぞれ『久延彦神社』とあった。その近くにある木札によると、御祭神は『久延毘古命(くえびこのみこと)』である。
「なかなかすごいこと書いてあるなこれ。
えーなになに・・・『どこへも足を運ばなくても世の中のことをすべて知っている神様です』・・・と?さすが知恵の神ってなところか」
これについては私はひとつ知っていることがあった。
「久延毘古命ってね、カカシの神様なんだって」
「え?カカシ?脳みそなさそうだよ?」
素直さんはその場で備え付けのコップでいっぱいいただいていた。
「冷たくてうまいな。こんな水を使ってるから奈良の酒はうまいのかもな・・・」
私も飲んでみたが、雑味がないというか、ひっかかりがないというか、自然と身体に溶け込むようなそんなお水のように感じた。
神社のホームページによると、大神神社の摂社のひとつに『活日神社』というのがあって、そこにはお酒の神様が祀られているのだそうだ。そして、『石上(いそのかみ)』が『布留(降る)』の枕詞になっているのと同じように、『味酒(うまさけ)』という言葉は『三輪』につながる枕詞になっているという。
万葉集に曰く、
うまさけを三輪の祝(はうり)が斎ふ(いわう)杉
手触れし罪か 君に逢ひがたき
(ゆら訳:お酒の美味しい三輪山にある神様が祝福した杉に手を触れちゃったりしたのかな?そのバチがあたって、愛しいあなたに私は逢えないのかな・・・)
酒と、杉がセットになった恋歌なんかあったりするみたい。
「やっぱり、帰りにあの酒屋さんでおさけ買ってこうか」
私も素直さんと飲むお酒はとても好きだ。
ちっちゃい瓶の日本酒を買って、ホテルのお部屋で一緒に飲んだら、ほんのり気持ちよくなれるだろう。
「ああ、そうだな」
ここでは拝殿と社務所が一緒になっているようで、そこにいた神職さんにお願いして無事に『狭井神社』の御朱印もいただくことができた。
次に私達が向かったのは、坂道を降りてしばらくのどかな田園風景の道を歩くとたどり着く『久延彦神社』だった。
鬱蒼とした森の手前にはやっぱり鳥居代わりの注連柱があり、石の碑、立て看板にそれぞれ『久延彦神社』とあった。その近くにある木札によると、御祭神は『久延毘古命(くえびこのみこと)』である。
「なかなかすごいこと書いてあるなこれ。
えーなになに・・・『どこへも足を運ばなくても世の中のことをすべて知っている神様です』・・・と?さすが知恵の神ってなところか」
これについては私はひとつ知っていることがあった。
「久延毘古命ってね、カカシの神様なんだって」
「え?カカシ?脳みそなさそうだよ?」

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