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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第27章 古の都と深まる絆(後編)
見た目は森の中に佇む茅葺き屋根のこじんまりとしたお社、といった風情だ。正式名称を狭井坐大神荒魂神社(さいにいますおおみわのあらみたまじんじゃ)というようだ。大神神社の本殿が、和御魂をお祀りしているのに対して、こちらが荒御魂をお祀りしているのだそうだ。
それ以外にも、大物主神や媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)、勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)を祀っていると書かれている。
「ひめたたらいすずひめのみこと?・・・・って?」
素直さんが首を傾げる。
そして、私も存じ上げない。
一体誰??
調べてみるとどうやら勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)が大物主神の奥さんで、その子どもが媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)なのだそうだ。そして、この娘であるところのお姫様が初代天皇である神武天皇の奥様、ということのよう。
日本初のファーストレディというわけだ。
「んんっ!?ちょっと待てよ?ええっと、夫婦岩のところで、なんとか姫(活玉依姫(いくたまよりひめ)ね!)と夫婦でとか言ってなかった?
それで、神杉のとこではまた別のなんとか姫(倭迹迹日百襲姫(やまとととびももそひめ)よ!)と結ばれてたよな?
んで、ここではまた別の姫(勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)っ!)と結婚して!?
・・・一体何人妻がいるんだよ」
まあ、これは神様あるあるである。
そもそも平安の昔は一人の男が複数の妻を持つことはそれほど珍しいことではなかったのだから、不自然ではなかったのだろう。平安より昔のことはよく知らないが、一夫一婦制だったとはちょっと考えにくい。
羨ましい、とかぼそっと言ったのは聞かなかったことにしておこう。
「あっち、御神水いただけるんだって」
素直さんの腕を引っ張って境内奥にある『薬井戸』に連れて行く。
薬井戸とは、小さいあずま屋風の屋根の下に、丸っこい岩があり、その岩からいくつかの蛇口が出ているような形をしていた。蛇口をひねると三輪山から湧き出している水を汲むことができるとのことだった。
ステンレスのコップもあるし、漏斗も用意してある。
隣で妙齢のおばさまが2Lのペットボトルに水を汲んでいる。どう見ても観光客ではないので、地元の人からも愛されている『霊水』なのだろう。
それ以外にも、大物主神や媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)、勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)を祀っていると書かれている。
「ひめたたらいすずひめのみこと?・・・・って?」
素直さんが首を傾げる。
そして、私も存じ上げない。
一体誰??
調べてみるとどうやら勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)が大物主神の奥さんで、その子どもが媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)なのだそうだ。そして、この娘であるところのお姫様が初代天皇である神武天皇の奥様、ということのよう。
日本初のファーストレディというわけだ。
「んんっ!?ちょっと待てよ?ええっと、夫婦岩のところで、なんとか姫(活玉依姫(いくたまよりひめ)ね!)と夫婦でとか言ってなかった?
それで、神杉のとこではまた別のなんとか姫(倭迹迹日百襲姫(やまとととびももそひめ)よ!)と結ばれてたよな?
んで、ここではまた別の姫(勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)っ!)と結婚して!?
・・・一体何人妻がいるんだよ」
まあ、これは神様あるあるである。
そもそも平安の昔は一人の男が複数の妻を持つことはそれほど珍しいことではなかったのだから、不自然ではなかったのだろう。平安より昔のことはよく知らないが、一夫一婦制だったとはちょっと考えにくい。
羨ましい、とかぼそっと言ったのは聞かなかったことにしておこう。
「あっち、御神水いただけるんだって」
素直さんの腕を引っ張って境内奥にある『薬井戸』に連れて行く。
薬井戸とは、小さいあずま屋風の屋根の下に、丸っこい岩があり、その岩からいくつかの蛇口が出ているような形をしていた。蛇口をひねると三輪山から湧き出している水を汲むことができるとのことだった。
ステンレスのコップもあるし、漏斗も用意してある。
隣で妙齢のおばさまが2Lのペットボトルに水を汲んでいる。どう見ても観光客ではないので、地元の人からも愛されている『霊水』なのだろう。

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