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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第24章 愛しき日々といつもの人々
☆☆☆
「相変わらず、ん・・・ぐっ・・・ゆらさん、お料理上手だね・・・ん」

なんて言いながら、素直さんは食べてくれるけど、私自身は特に料理上手だという自認はなかったりする。生活のための料理・・・という感じだ。

ちなみに今日はスーパーでお豆腐が目に入ったので、なんとなく麻婆豆腐にしてみた。

献立は・・・

麻婆豆腐
きゅうりともやしの中華風サラダ
スモークサーモンの生春巻き
わかめとごまの中華風スープ
ザーサイ
ご飯

である。よくこんなに作れるな!とびっくりしてくれたが、麻婆豆腐は基本煮込み料理なので、グツグツしてればできるし、きゅうりともやしのサラダはレンチンしてごま油と中華味を和えればできちゃう。
ワカメのスープも適当にお湯を沸かして増えるわかめを投入、鶏ガラスープと塩コショウを入れてひと煮立ち、ごま油をたらっとして白ごまをサラッと振れば出来上がり。

一番手間がかかったのは生春巻きだけど、これだって、材料切ってお湯で戻したライスペーパーでくるっと巻くだけである。なぜかニョクマムがあるので、それで作ったタレはちょっと本格的かもしれないが・・・。

ご飯を食べながら、話題が今日、えっちゃんに旅行に行ったことがバレちゃったことに及ぶ。

「その子、すごいな。そんなことで見抜けるもん?女子ってみんなそう?」
「いや、えっちゃんは特別だと思う。もはや超能力なんじゃないかと・・・」

素直さんは、別に悪いことしてるわけじゃねーしバレたってよくない?というのだけど、やっぱりなんか・・・恥ずかしい。
いや、同棲だけだったらいいのかもしれないけど、言いにくい理由というのは、なんというか、その・・・夜の生活?が結構ハードなので、どうしてもそのことが頭をよぎっちゃうからなんだけど。

もちろんそんなことは、素直さんには言えない。

「あ、そう言えばさ、キャリーケースって、もしかして、こっちに置いといた方が良かったりしない?」
「え・・・?でも・・・」

一瞬、それはまずいのでは?と思ったのだが、彼から『だって、洗いもんはこっちでもできるし、旅行に必要なものがここにあれば、今度旅行に行くときは、こっから二人で出られるじゃん。俺も荷物持つの手伝ったりしやすいし』なんて言われてしまい、なるほど、たしかにそうだと思い直す。
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