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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第24章 愛しき日々といつもの人々
「お、け、しょ、う♪・・・いつもと違う♡」

だらだらだらだら・・・

もしこれがアニメかなんかだったら、私の額からは滝のような汗が流れている描写がなされていることだろう。

そんなことでわかるのかああっ!!
恐るべし、えっちゃん・・・。

「三連休、楽しかったのね?・・・なんか、ゆらちゃんが楽しそうだと私も嬉しいわ」
「あ・・・う、うん・・・うん、た、楽しかったよ・・・」

もうダメだ。そこは白状しよう。
これは多分、昼休みは食堂に拉致監禁されて、ありとあらゆる方面から自白を迫られるパターン・・・。

で、でもでも・・・旅行に行ったことまでは、さすがのえっちゃんでも・・・

「で?どこに行ったの?」

ドキーンッ!
それもバレてるぅ!?

「あ・・・あわわ・・・・淡路島に・・・」

もうこれは隠しきれないと、白状してしまう。
気分はベテラン刑事に追い詰められる犯罪者である。

刑事さん、俺がやりましたっ!・・・みたいな。

すっかり白旗を上げた私だったのだが、意外なことにえっちゃんの目がまん丸くなっている。え・・・?何?なんで『びっくり』してるの?

「ええっ!まさか、もう二人で旅行に!?
 だって、ついこないだ・・・その、初めて・・・だったんでしょ?」

ば、バレてなかったのかああ!!

別にえっちゃんはカマをかけたつもりもなかったらしい。ただ単に、彼氏の家にお泊りして、あちこち遊びに行ったのかな・・・そう思って聞いてみただけだったのだ。

『まさか、あのゆらちゃんが、こんなに早く彼氏と旅行とはねえ・・・』
うんうん、大きくなったね、お姉さんは嬉しいよ、と妙な感動のされ方をしてしまった。

結局、食堂に連行され、昼休みの一時間、じっくりたっぷりと私は彼女に、素直さんとの初めての旅行の感想などを聞かれることになってしまったのである。
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