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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第23章 祈りの先とつながる想い
「ゆらさんもお手洗い行ったりする?」
彼が帰ってきた。どうやらゴミ捨てがてら、お手洗いと歯磨きを済ませてきたらしい。じゃあ、お言葉に甘えてと、私もお手洗いに行かせてもらうことにした。
戻ってくると、彼もまた、ぼんやりと窓の外を眺めている。
外はすっかり夜の色に染まっていたので、そこに映るのはきっと自分の顔だろうに。
するりと彼の隣、窓際の席に私は滑り込む。
すでに肘当ては上にあげてあり、彼との間を遮るものは何もなかった。
とん、と彼の胸に頭をあずける。
何も言わなくても、彼は身体の位置を少しずらして、私の頭が安定するようにしてくれた。
「少し、寝る?」
やっぱり、眠たくなってるのバレてるや。
でもね、素直さん・・・眠たいだけじゃないんだよ?
私にとって、こうして体を預けて甘えられること。
それがどんなに幸せなことか、いつか言葉にしたいなと思うのだけど。
「うん・・・いい?」
「ああ、いいよ」
でも、今、言えたのはこれだけで。
安心したらやっぱり眠くなってきて、ゆっくりとまぶたが落ちてくる。
「ねえ、素直さん」
「ん、なんだ?」
「また行きたい」
「ん?旅行?」
「うん」
「ああ、行こう」
「約束?」
「ああ、約束・・・だ」
約束という言葉につながる想いが、私の心を優しく包む。
スーッと意識が闇にほどける。
あなたの熱と少しの匂いを感じる、この二人の時間。
これが、きっと、今回の旅行で淡路の神様がくれた、最後の、そして、最高のプレゼントかもな・・・なんて私は思っていた。
彼が帰ってきた。どうやらゴミ捨てがてら、お手洗いと歯磨きを済ませてきたらしい。じゃあ、お言葉に甘えてと、私もお手洗いに行かせてもらうことにした。
戻ってくると、彼もまた、ぼんやりと窓の外を眺めている。
外はすっかり夜の色に染まっていたので、そこに映るのはきっと自分の顔だろうに。
するりと彼の隣、窓際の席に私は滑り込む。
すでに肘当ては上にあげてあり、彼との間を遮るものは何もなかった。
とん、と彼の胸に頭をあずける。
何も言わなくても、彼は身体の位置を少しずらして、私の頭が安定するようにしてくれた。
「少し、寝る?」
やっぱり、眠たくなってるのバレてるや。
でもね、素直さん・・・眠たいだけじゃないんだよ?
私にとって、こうして体を預けて甘えられること。
それがどんなに幸せなことか、いつか言葉にしたいなと思うのだけど。
「うん・・・いい?」
「ああ、いいよ」
でも、今、言えたのはこれだけで。
安心したらやっぱり眠くなってきて、ゆっくりとまぶたが落ちてくる。
「ねえ、素直さん」
「ん、なんだ?」
「また行きたい」
「ん?旅行?」
「うん」
「ああ、行こう」
「約束?」
「ああ、約束・・・だ」
約束という言葉につながる想いが、私の心を優しく包む。
スーッと意識が闇にほどける。
あなたの熱と少しの匂いを感じる、この二人の時間。
これが、きっと、今回の旅行で淡路の神様がくれた、最後の、そして、最高のプレゼントかもな・・・なんて私は思っていた。

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