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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第22章 国生みの島と出会いの縁(後編)
お腹にそっと手を当ててみる。
正直言って、私もこの年齢だ。素直さんと初めてエッチしてから、結婚を全く考えなかったのかと言えば嘘になる。

でも、なんだか、それは自分からはすごく遠いような気がしていたのだ。

「変なことを言うみたいですけど・・・私、ね・・・結婚、していいのかなって」

ポツリと本音が漏れる。
ずっとひとりだった私は、自信がないのだ。

何に、と言われるとうまく説明できない。
漠然と言えば『愛』に・・・とでもいうのだろうか。

ちゃんと、私は人を愛していけるのだろうか・・・とか、
愛されるような人間なのかな・・・とか。

赤い濁り湯につかりながら、遠くお外の景色をぼんやり見つつ、ぽつりぽつりと私は漏らした。
こんな漠然とした言葉なのに、巴さんは静かにニコニコと聞いてくれた。

「ゆらさん、一生懸命な人なんだ・・・ね」

???一生懸命な人・・・?

「私も、自信なかったの。でも・・・どこかで気づいたんだと思う。
 恋愛も、結婚も、暮らしも・・・ひとりでするんじゃないな・・・って。」

・・・ゆらさんと素直さんはお似合いだと思うよ?

そんな風に笑ってくれた巴さんは、
なんだか、本当のお姉さんみたいだなって・・・思った。
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