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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第22章 国生みの島と出会いの縁(後編)
巴さんの情報では、どうやら、ハーバーを挟んで向かいにある系列のホテルに入れるみたいで、そこには『棚田の湯』『くにうみの湯』という有名な温泉があるらしい。時間帯によって入れるお風呂が男女スイッチするみたいで、夕食後に訪れると女性は『くにうみの湯』、男性が『棚田の湯』となるそうだ。

「巴、お待たせ」
そんな話をしていたら、チェックインをしていたらしい港斗さんと、ちょうどフロントでお風呂のことを聞いてきたらしい素直さんが戻ってきた。

「じゃあ、夕食後にロビーでね」
「はいっ!」

そこから会話を聞いた素直さんは、なんだろう、みたいな顔をしていた。なので、お部屋に戻る道すがら、先程の会話をかいつまんで話した。

「随分仲良くなったな」
「うん、なんかね。話しやすいんだよね。」

話しやすい原因は、もしかしたら巴さんに妹がいるからかななんて思う。

「ああ、そういや、その湯巡りな。浴衣を着たままで行けるらしいぞ」
「へーそうなんだ」

どうやら、浴衣がパス代わりになる、ということみたい。なるほどね。
なんて思ってるとじーっと素直さんの視線がこちらの、主に下半身に向けられていることに気づく。

はっ・・・!

「いや・・・っ・・・き、昨日みたいな下着は着ていかないからね!巴さんいるし!」
「だ、だよなー」

いや、あんた何考えてんねん、と思った。

そうじゃなくても、昨日みたいなことを今日もされちゃったら、たまったもんじゃない。昨日、お尻も含めてめちゃくちゃに愛されちゃったせいだと思うけど、午前中はかなり、今でもなんとなく、下半身に違和感・・・というか、もっと直裁的に言えば『なにか入ってる感覚』が残ってるくらいなのだ。

あんなこと毎晩されたら、私の身体はこの旅行が終わるまでに、どうにかなってしまう。

少し休ませて欲しい。

ガチャ・・・

お部屋の扉を開けると、スッキリきれいにされたお部屋。ベッドも真新しくメイキングされている。窓からは夕日が差してきており、その灯りだけで室内は明るかった。

はあ・・・なんだかんだ言って今日もいっぱい歩いたなあ・・・

ちらりと見ると、マッサージチェアがある。昨日は、お部屋ついた途端にエッチ始まっちゃったから、それどころじゃなかったけど、あれ使えるんだよね?
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