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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第21章 国生みの島と出会いの縁(中編)
「その神武天皇が、海を渡れずに困ってる時、ここの人が助けてくれたんだって。だから、お母さんである玉依姫様と、おじいさんである鴨健角身命様がやってきてくれた・・・って四女神のホームページに書いてある。」

確かに、ここの海は渡りにくかろうな。

ぐるっと頭を巡らせると、大鳴門橋が見える。
その下は、渦潮で有名な鳴門海峡だ。遠目にも海が白く波立ってるのがよく見える。昔はさぞ難所だったことだろう。

「渦潮すごいね」
「ああ、原理はわかるっちゃわかるけど、実際に目にするとやっぱすげーな。」
「え?原理わかるの?」

素直さんによると、渦潮は潮の満ち干きによって海水が流れる方向が変わり、その流れが狭い海峡を通るから流れに沿って渦ができるという。

「ああいうの見ると、自然ってすげーなーって思うよ」

そう言えば、上立神岩のところでも、岩柱だけではなく、周囲の景観にも興味を示していた。そういう理科っぽいことが好きなのかもしれない。

御朱印はここではなく、福良八幡神社でもらうということだ。もっとこの大自然の景観を眺めていたいところだが、そろそろ日も傾いてきた。多くの神社では5時くらいになると社務所等を閉めてしまう。あまりのんびりしていると大きな目的のひとつである四女神の御朱印を取りそこねてしまいかねない。

私たちは、四人揃って参拝することにする。

「この神様、安産の神様ということですよ・・・よくお祈りしておきましょう。」
頷いた巴さんが、そっとお腹に手を添える。ほんの一瞬の仕草だったけど、そこに確かに生きている命に、語りかけているみたいに見えた。

そう、この玉依姫様という神様、安産の神様であると同時に、縁結びの神様でもあるのだ。
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