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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第21章 国生みの島と出会いの縁(中編)
☆☆☆
この沼島での最後のチェックポイント、それが今回の旅、四女神巡りの三番目に当たる『沼島八幡神社』である。

「馬だな」
「馬だね」

港にほど近い沼島八幡神社にたどり着いた私たちを早速迎えてくれたのは、鳥居よりも高い、天を衝くような巨大なのぼりと、立派な馬の像だった。

どうやら『神馬(しんめ)』ということらしい。鞍をつけていたら、ちょうど鐙が来る辺りに三つ巴の紋(和太鼓なんかによくついている勾玉三つ組み合わせたようなマーク)がついていた。

八幡神社は基本、軍神である。
HPなんかを見てみると、もともとは『沼島水軍』の拠点だったみたいなので、その守り神として勧請されたのかな?などと思う。

「ここも結構階段きついなー」
素直さんが見上げる。どうやら、途中にある神門から下の方が『男坂』、よく見えないがその上が『女坂』と言われているところを見ると、今見ている階段のほうが傾斜がきついのだろう。

「へーそういうもん?」
「うん、たいてい、男坂、女坂っていう時は、『男』の方が傾斜がきつかったり登りにくい道な場合が多くて、『女』の方は少し距離が長いけど傾斜が緩いことが多いの」

この神社は、男坂を迂回する形で女坂があるのではなく、男坂の先が女坂、ということなので、男女問わず(!?)男坂を登ることになるわけだが。

「しゃーねーなー」

確かに、今、登ろうとしている階段は、石段の幅が狭く登りにくい。

「大丈夫か?」
心配してくれてるみたいで、そう聞かれるが、手すりもあるので、そこに手をかけつつ登っていった。手をつないでもいいのだけど、多分この階段はそっちのほうが危なそうだ。

えっちらおっちら登っていき神門をくぐる。
その先に見えたのも、大して変わらない階段だった。

「別にゆるくなくない?女坂」
「そ、そうだね・・・」

どうやら、この神社の男坂、女坂の違いは、単に段数の違いだったみたい。こういうパターンもあるんだな・・・。

そんなトラブル(?)がありながら、やっと拝殿に辿り着く。
結構、登ってきたせいか、そこからは港町と海が一望できて、なかなかの景観だった。

「ここもいい景色だな」
「うん、そうだねー」

ここで御祭神を確認して、やっと謎の女神様『気長足媛命(おきながたらしひめのみこと)』の正体がわかった。
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