この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第21章 国生みの島と出会いの縁(中編)
真っ青な空の下に、これまた真っ青な海が広がっている。遠くに見えるのは多分方角的には和歌山あたりなんじゃないかな?ぼんやりとこれまた青い山々が連なっているのが見て取れた。

「でも、岩の柱なんてなくない?」
「あ、ゆらさん、こっちみたい」

素直さんがこっちこっちと指を指している方を見ると、海の方に下る道があり、その先に白い看板に『上立神岩』と書かれているのが見えた。

「行ってみよう」

坂道を降りきると、階段があり、その階段の先に岩場の上に張り出した小さな踊り場のようなところがある。そこに降りてみるとたしかに見えるのだ。

海からそそり立つ矛先のような大岩。
あれこそが伝説の『天の御柱』とされている岩だ。

おお!あれが!

感動した私は、思わずスマホでパシャリ、
ついでに、素直さんに私を入れて撮ってもらって、
素直さんを入れて撮って、
最後に・・・二人で自撮り(これ、やってみたかったヤツ♡)までしてしまう。

私がワイワイと一通り写真を撮り終わると、素直さんがぐるっとスマホでパノラマ撮影をしていた。

「ん?ああ・・・なんかここ360度すげーいい景色だなってな」

確かに、私は天の御柱しか見てなかったけれども、ゴツゴツとした岩に波がぶつかりしぶきが跳ねている。切り立った崖には長い間に形作られたであろう地層が、不思議な模様を形成していた。

「よし・・・撮れたぞ。それで、あれが御柱?」
「うん、そうなんだって」
「なるほど、岩の柱・・・か。・・・待てよ。さっき聞いた話だと、あの柱のまわりを回ったって言ってなかったっけ?でもあれ、海の中からニョッキリ出てるじゃん。あれじゃ回れねーじゃねえか」

そのツッコミは想定してた。
まあ、私もそう思ったよ。

「昔は海の上にあったんじゃん?地震で地盤沈下したとか」
「はは、そうかもな」

実際は、単に『見立て』ただけだろうなとは思うけど、それでも、もしあれが日本誕生の日に神様によって立てられた柱だったら・・・なんて考えると、その想像は私の創作意欲を掻き立てちゃったりするわけだ。
/306ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ