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12歳年下の旦那さんとプレママプレパパ生活する話
第35章 2026年5月18日

『生田さ~ん、赤ちゃんの頭…
ちょっと…見えて来てる…からね~』

と…自分の股の間から先生の声がして。
赤ちゃんの頭が見えて来てるみたいで。

今は陣痛の…収まってる時間に
赤ちゃんの頭が隠れちゃってて
痛みがある時に見える感じらしくて。
見えたり引っ込んだりしてる…みたい。

さっきの…お股の所をカットして貰う
麻酔をして貰った…お陰なのか
赤ちゃんの身体が…今は
お股の間??に挟まってる…はずなのに。
多分…今が……鼻からスイカ…を
出す感じ…の痛みが来てるんだろうけど…。

私は…この段階が………痛いって
あんまり…不思議と…感じてなくて。
先生に言われるままに…
陣痛の波のタイミングに合わせて
いきむのに…必死になってたんだけど。

『巴…、もうちょっと…ですよ…』

『はい、呼吸整えてね?
次、来るよ…はい。いきんで~!』

「うぅ゛んんんんんぅん!!」

陣痛のサイクルは…1分毎…ぐらいな
体感になっていて…痛くない
おやすみの時間よりも痛いと
感じている時間の方が長い…感じがする。

『はい、いきんで!いきんでいきんで』

「ふぅううん!んんん!!」

『赤ちゃんの頭…見えてるよ~』

陣痛のサイクルに合わせて見えたり
引っ込んだりしていた赤ちゃんの頭が
陣痛が落ち着いてる時間にも
出口の所から見えている状態になって。

先生が看護師さんに鏡を
持って来て貰って見てみて~と
赤ちゃんの頭を見せてくれて。
次の波の合間に…触らせてくれて。

ぬるぬるした…羊水と血液と
一緒に…濡れた髪の毛の感触がして。

「旦那…さんっ……、赤ちゃん…」

『そうですよ、巴。
陽斗…にもうちょっとで会えますからね』

『陽斗くーん。頑張って』

『もうちょっとだからね!』

旦那さんが陽斗にもうすぐ会えると
言うと看護師さんとか助産師さんも
陽斗に声を掛けてくれていて
じぃーーーんと…胸の奥と
目頭の辺りが熱くなってしまったんだけど。

それから…陣痛の波に合わせて
いきむように言われていきんでるけど
頭…の先が…出てる状態から
なかなか…赤ちゃんは出て来なくて。


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