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母なる果実
第1章 前篇 果実の抱擁
 しばらくそれを続けていると、男は無意識に――腰をくいくいと小刻みに動かし始めてしまう。それは本人も、ましてや女も気づいていた。
 しかし、それは飽くまで生理的な反応にすぎないことを、お互い理解していて、基本的に深くは追求しようとはしなかった。

「おっきしてるね?」

 女が先程のお返しと言わんばかりに、悪戯っぽい表情を浮かべながら言った。

「ごめん…なさい。」

 男は恥ずかしそうにしゅんとして謝る。その様に女はきゅんと胸を高鳴らせながら、言葉を続けた。

「安心おっき?」
「…うん。」
「よかった、たくさん安心してね。」

 二人だけにわかる言葉を交わして、そのまま何事もなかったかのように、豊かな果実の感触、温もり、匂い――全てを堪能し続けるのだった。
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