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かるら話
第5章 か・く・し・ご・と
だから、恋愛小説を読んでいると、胸が苦しくなる。
自分の中に、あまりにもないものばかりが溢れている世界。
色が濃すぎて、その圧力に負けちゃいそうになる。
酸素が濃すぎて、息苦しくなる。

そんなのが、学生時代くらいまで?だったかなと。

でも、あこがれはあったんですよね。まるで、オズの魔法使いのブリキの木こりみたいに。
ハートが欲しいって。

んで、私は、知識で押していくタイプなので・・・。
とりあえず、心理学とか勉強しちゃったり。
ないものを拾っていこう、想像しようと必死だった・・・気がする。

それとは別に「書きたい」欲求は強くって、怪談を書いていたんですけど、ふとあるとき「官能小説書いてみたい」って思ったんですよね。

それで書き始めた。
ほんの出来心。

最初はとりあえず「えちちすればいいんでしょ?」って、書いていたんですけど、
でも、どうしてか、何がきっかけかわからないんですけど、不思議と私は「恋愛」を描き始めていた。

実際のところ、こんな話、自分に書けると思わなかった。
ここで書いている話は、現実世界のワタシから見れば、本当に「私らしくない」ものばかり。

そして、そんなお話を書きはじめて、書き連ねていくうちに、主人公たちがエッチしながら、触れて、混ざって、溶け合って。心が絡み合っていって。
ああ、こうのが「官能」なのかしらと、私が主人公たちに教えてもらっている気がして。

あれ、もしかして、ブリキの木こりは心のカケラを見つけたのかも、って思ったりした。

こんな事に気づけたのって、もちろん、現実世界の私が人と触れ合って成長した、ってのもあるけれど、きっときっと、ここで描いた作品に込められた私の拙い『心のカケラ』を受け止めてくれる人(読者の皆様)がいたからだと思っている。
そして、まだまだ、この少しの心のカケラを、私は多分、現実世界での周りの人にうまく見せられてはいない。

というわけで、
もちろん、えっちいから恥ずかしい、というのもあるけれど、ここでこんな『小説』を書いていることは、しばらく、私の(大切な)

「か・く・し・ご・と」

です。

・・・(^_^;)
ちょっと外が暑くて、キラキラしてて、叙情的な気持ちになって、よくわからないこと、書いちゃいました。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございます。

Kalraでーした♪
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