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かるら話
第5章 か・く・し・ご・と
なんとなく、意味深なタイトル。

住野よるさんの同名の小説(ちょっと記法は違うけど)がありますよね。
でも、私が思っていたのは、久米田康治さんの漫画の方。

お父さんはえっち漫画家で、それを娘に隠している、っていう設定。
「えっち」を描く仕事をしているお父さんが、娘にそれを隠し事にしている、ってことなのかな?実は、概要しか知らないんですよね。アニメ化、映画化もされているみたいなので、いつか、見てみたい。

私も隠し事。
仕事は『描く』ではないですけど、文章を『書く』ことは多めかも。小説家じゃないけれど。真面目な文書、報告書類、発表文書・・・そんなを結構書く。
ある意味『書く仕事』

多分、身近で私を知っている人は、私が『詩作が好き』と言うのは意外に思うだろうと思う。結構、外見堅め。情緒性というか、感情というか、そういうのを人に伝えるのは余り得意ではない。(仕事上必要なときにはやりますけど・・・)

でも、幼い頃から詩を作るのが好きで、いつか小説家になりたいと思っていたんです。お話作りたい。世界を、作りたいなと。

だから、これまで何度かSFとか、ファンタジーとか、長めのお話を書こうとしたことがあったんです。けど、上手くいかなかった。
書き方、わからなかったんですよね。

どんなふうにキャラ設定をする?
背景をどう描けばいいの?
漫画で言えばコマ割りにあたる、場面転換は?
情景描写と主人公の心情の表現をどうするの、とか。なんとかかんとか

書こうとするとたくさんたくさん障壁が。
それで、書けなくて、ああ・・・書けない、書けないと思っていた。

文章の書き方少し勉強して、表現の幅を増やすためにいろんな辞書を読んだりして、それから(もとから本好きだってのもありますが)たくさん、小説読んだりして。

それでも書けない。

至った結論は、『自分はやっぱり人の心ってものが分かってない』。
だから難しいのかな、と。

自分には『心』がないんだって、そう思った。

考えてみれば『恋』も難しかった。

恋って、知ってますか?
「戀」が元の字。
糸が絡み合うように心と心が絡み合って、惹かれ合う。

それが「恋」

だったら、当たり前。心と心が触れるのが恋だとしたら、
『ない』ものが触れるわけがない。

だから、これが私の最大の「かくしごと」でした。
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