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かるら話
第3章 怖がりさん
さすがに今は眠れなくなるほど怖いというのはないです。
でも、不思議なんですよね。私。
定期的に「怖がりたくなる」んです。

「怖い」が足りない、という妙な欲求が高まってくるんです。
そうなると、ホラー小説を読んだり、怪談を読み漁ったりするんです。

あと、もうひとつ。
私が怖いものに「昼間の夏の景色」があるんです。

ちょっと意味わからないですよね?
夏あるじゃないですか。
太陽ギラッとしてて、緑が濃くなって、
光と影が強烈に目に焼き付いて
地面から陽炎が立ち上ったりして
人はあまり歩いていなくて、
空気が湿り気を帯びてむわっとしてて
まるで、そこかしこに命が溢れているようで
その生命にたちに圧倒されてしまうような

そんな、非現実的な情景

そんなのが、私が感じる、怖い、怖い・・・原光景・・・なんですね。

なんだろう?なにかトラウマあるのかなあ?
そんなふうにも思いますが、全く身に覚えがないんです。

怖がりさんのくせに、怖い話が好き
怖がりさんのくせに、怖がりたくなる
怖がりさんで、なんだか理由のない怖さを抱えている。

人間の心って、
私の心って

おもしろいなあ、と。

こんな矛盾した気持ちが書かせているのが
姉妹サイトでアップしている「Kalraの怪談」であり
ここで書いている「天狐あやかし秘譚」・・・なんですよね。

夏が近くなってます。
よければ、怪談のひとついかがですか?

こんな誘い文句で、今日のお話「怖がりさん」
幕引きにするといたします、ね?

Kalraでーした♪
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