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かるら話
第99章 「天狐あやかし秘譚」の話
和歌は呼びかけ・・・つまり、世界から力を引き出すためのツールというわけで
こちらは神道由来の力の使い方という認識です。

なので、ダリは基本この旋頭歌形式の呪言を使います。

あともう一系統特殊なのがあって、それが木霊である桔梗が使う呪言

「はやちかぜ吹越して舞えもみじ葉よ」
や
「淡雪の若やる木々の生ふ土の」

があります。これは「5・7・5」であり、上の句に当たるところです。
古代はこれだけで独立した歌にはならないのですが、情景を描く部分となります。

情景を描くだけで力を発揮できる
それは、自然霊そのものだけが許される力の発揮の仕方、
ということで、木霊はこの形の呪言を使う・・・設定です。

まだまだいろいろな裏話があります。
例えば陰陽寮の組織とか、位階体系とか、陰陽師の家柄とか、
式神の由来とか能力とか・・・

活きてる設定もあれば、あまり活きてない設定もあります。
こういうのを考えるのも楽しいなとね。

こんな細かい設定が色々ある天狐はやっぱり私の一番好きなお話なのでした。

そうそう、淫夢は別として、初めてらぶらぶエッチを書いたのも
綾音とダリのベッドシーンが最初です。

そんな思い出深い作品なのでした。

最後に・・・

このお話のタイトルです
『天狐あやかし秘譚』
うん、いいじゃん、いいじゃん、語呂もいいし
と思って投稿したあとに、ハッと気づきました。

私がもうひとつ好きだったもの。
平安時代の安倍晴明を描いた漫画があるんです。

岩崎陽子さんの『王都妖奇譚』

・・・・・・・あれ?

おうとあやかしきたん
てんこあやかしひたん

あっ(^_^;)

無意識のオマージュということで、許して下さい。

Kalraでーした♪
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