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かるら話
第98章 「彼女はボクに発情しない」の話
Kalraです。

秋が深まってきました。冷えてきましたね〜。
みなさま、お風など召してはいないでしょうか?

さて、今回は第五作目である
「彼女はボクに発情しない」についてご紹介します。

「ネコの運ぶ夢」の完結後に始めた連載でした。
ネコがエッチがなかったので、
ちょっとアイデンティティの危機を感じ、強制的にエッチを入れようとしたのです。

そのための工夫が主人公・奏の
「強制発情」という病になります。

とまあ、表向きはそういう理由なんですが、
実はこのお話、裏テーマがありまして、
「近づきたくても近づけない二人の関係」
「同じ現象を違うように解釈してすれ違う関係」
でした。

そもそも、強制発情する奏が、唯一発情しない陽太⋯
奏はそれを『陽太が世界で唯一人の特別な人』である証拠と捉え、
陽太は同じことを『奏でに男として見られてない』と捉えている。
この時点ですれ違っているわけです。

これが物語の骨子だったんですね。

私自身、この描きたかったものの名前を知らなかったのですが、
途中にいただいたレビューで「両片思い」という単語を
人生で初めて(!?)知りまして、
ああ、私が書いていたのは、これなんだと知ったわけでした⋯(^_^;)

当初はラブコメ色を強く出そうとしてたんですけど、
この同じものを見ているのに、
違う結論になって重ならない心。
それってなんか切ないじゃないですか。

お話があっという間に胸キュン系に⋯
なんでしょうね。
そういうのがやっぱり私は好きなんですね。

そして、『強制発情』なんていう
官能小説の典型みたいな舞台を据えている割には、
実はこのお話、一度も、誰もセックスしてません💦

キスがすごく大事な要素だったりします。

これ、何度もこのかるら話で触れてるかもしれませんが、
やっぱり私の『性質』なんです。

『主人公の女の子には、
 一番いいセックスをさせてあげたい』

これが、私の信念に近いんですよ。

だから、このお話の主人公・奏ちゃんは、
(あれだけエッチにイかされながらも⋯)
最後まで処女だったんです⋯じつは(^^)

きっと、完結後、医学部に入った陽太と恋人になって
どこかの時点で、幸せな初体験を迎えたことでしょう(#^.^#)

二人がどんなエッチでハッピーな初体験を迎えたかは
読者様のご想像におまかせしたいと思います。
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