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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第40章 文化祭
「はあっ……わかったよ。これからはクラスメイトとして接するようにするから」

「石田くん……。ありがとう」


 私がニコッと微笑むと、石田くんは照れたあとフイッと顔を背けた。


「陽菜、素敵な彼氏じゃん!」

「ありがとう、沙耶」

「で、二人はもうヤッたの?」

「えっ……」


 沙耶がいきなりとんでもないことを聞いてくるから、私の顔がじんわり熱くなった。


「一ノ瀬さん、あっちのテクうまそうだよね〜」

「ちょっと、沙耶! 恥ずかしいからっ……」


 その時、一ノ瀬さんが私の肩を引き寄せた。


「したよ、キスだけね」


 一ノ瀬さんはそうサラリと言うと、


「彼女は俺のキスだけでいっぱいいっぱいになるから、大事にしたいんだ」


 あの時の……車の中でのキスを思い出させるようなことを言ってきたから、私の顔が真っ赤になった。


「きゃ〜! やだあっ! もう、ラブラブじゃん!」


 沙耶や周りの女子たちもキャーキャー言ってる。


「もうっ、一ノ瀬さん!」


 私が頬を膨らませて一ノ瀬さんの顔を見上げると、優しい眼差しで私を見つめる一ノ瀬さんと目が合った。





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