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わたしの妄想日誌
第5章 娘のお見合い
 『頂戴いたします』
 『お願いします』

 初々しい挨拶を交わすと、娘がフェラチオを始めました。じゅぼっ、じゅぼっ…っと、はしたない音をさせて。

 「これは見事な…。舌遣いもさることながら、男を奮い立たせる音までしっかりと。五感に訴えられて倅はひとたまりもありませんな」
 「ご謙遜を…。お父様似でいらっしゃればそのようなことは。自ずと跪かずにはいられない仁王立ちのお姿の凛々しさに娘も痺れているはずです」

 キスやペッティングも飛ばしてフェラチオから始めるあたり、既にお互い好印象を持っているようで安心します。

 「あの情感のこもった顔の前後の動き。微妙な回転も加わっている。丹念に仕込んでいらっしゃいますね」
 「息子さんの腰の動きもやさしさに満ちていて。頭に置かれた手の様子にも娘の気持ちを高めるお気遣いが見て取れます」

 襖の隙間から隣の部屋の様子を覗きながらわたしたちもお互いの身体をまさぐり合っています。

 「お…、いよいよ交合。対面座位のようですな」
 「娘の好きな体位、ちゃんと見抜いてくださったようですね」
 「お母様と一緒なのですな。やはり互いの顔と繋がったところを見ながらいたすというのは見合いの場にもふさわしい」

 襖を隔てて、子供同士、親同士が同じ体位で繋がっています。あとは娘がアクメして、息子さんがお射精されるのを待つばかり。

 『あっ、くっ、たまらない。ボクのち〇ぽ、もう、イキそうです…』
 『ひっ、ひあっ、わたしもっ…お、お〇んこ、き、気持ちいい…』
 『っぐ、ぐはっ!』
 『あがっ、イクっ!』

 無事めでたくいっしょに絶頂したようです。からだの相性もよいのは間違いなさそうで一安心です。

 「若いのになかなか愉しんでいますな。まずは安心しました」
 「ええ、ここまでとは思いませんでした」
 「読書や映画、演劇鑑賞の賜物でしょうか。小さい頃から?」
 「ええ。拙くてもできるだけ見せるように」
 「これからは是非、娘さんともお願いしたい。あなたも倅などでよろしければ」
 「ええ、息子さんさえよろしければわたしも遠慮なく」

 はやばやと家族ぐるみでのまぐわいの約束。子供たちも異存はないことでしょう。

 「では…これまでに増して…」
 「末永いお付き合いを…」

 お互い腰をうねらせて我慢していたアクメとお射精に突き進みます。
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