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わたしの妄想日誌
第17章 ××××鑑賞会
 ❤今日はわたし『鈴蘭』が出たときの鑑賞会の様子を書かせていただきます。『鈴蘭』というのは入会したときに会長さんが付けて下さった”源氏名”のようななもので、男性会員に送られる鑑賞会の案内の際に、誰が出るのかがわかるようになっています。

 会長さんは六十過ぎくらいの女性の方で、自らも鑑賞会に出られていたそうですが、その頃は会の運営に専念されていると仰っていました。『鈴蘭』で異存がないかと会長さんがわたしの気持ちを確かめて下さったので、もちろん異存などなく、むしろ名前負けしているのではないかと申しました。

 『貴女に相応しい名前だと思うわ。白くて可憐でいらっしゃるし。『鈴蘭』という名前が貴女に負けているかもしれないというのならわかるわよ。本当の貴女が咲かせる花はもっと違うものなのでしょうから…』

 自分でこんなことを言うのも恥ずかしいのですが、白くて可憐という言い方は、わたしに合っていると思いました。でも、会長さんは、あのように仰いました。そう言われて、そのときは少し戸惑ったのを覚えています。

 『こんにちは…『鈴蘭』です』

 閑静な住宅街が途切れ、その奥に建つ門をくぐり敷石を踏んでいくと、大きなお屋敷の玄関に着きます。わたしが声を掛けると着物を来た奥さまが出てこられました。

 『いらっしゃい。今日はお疲れ様』

 いつものお部屋に通されます。

 『では、何かあったら声を掛けてくださいね』

 そう言って奥さまは居室のほうに帰っていかれました。ここは言うなればわたしの楽屋のようなお部屋。襖の向こうは十畳ほどの広間があって、そこが鑑賞会の会場となります。襖を開けると椅子が置かれています。わたしが座る椅子があって、やや離れて取り囲むように扇形に椅子が五つ。この形はわたしの希望によるもので、女性によっては椅子の代わりにお布団が敷いてあったり、ソファーや座椅子が置いてあったりもします。

 男性はお屋敷に来られると、玄関から上がったところのお部屋でお待ちになっていて、時間が来るとこちらの広間に入られることになっています。会員同士はお互い不用意に立ち入らないのがマナーとされていて、特に広間では会員の声を耳にしたことすらありません。

 わたしは襖を閉めると、お化粧を始めます。普段よりかなり濃い目に仕上げます。”レポート”を拝見しているうちにそうなりました。
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