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わたしのお散歩日記
第16章 福袋
 ”穿いている”という感じはしません。色はまだしも、やはりこの形では…。自分で苦笑い…。でも、恥ずかしいような、楽しいような…。どうせ誰かが見るでもなし…。わたしはパンティを脱いで、Gストリングに足を通しました。

 お尻にピタッと張り付いているような細い布。布というよりは平べったい紐と言った方が近いかしら。こんな狭い幅で恥ずかしいところをちゃんと覆うことができるのでしょうか…。姿見にお尻を突き出して、振り返るわたし。両手を後ろに伸ばしてお尻を左右に開いて…。ちょっとずれたら、見えてしまいそう…恥ずかしい…。

 いえ、恥ずかしいのは下着よりも、こんなことをしているわたしのほう…。なんだか秘密を抱えたような気持ち。気分が高まるのはなぜかしら…。

 …今ではわたしはこの下着を身に付けてお散歩しています。もう何度も…。道の向こうから人が歩いてくるのが見えると、なぜか…なぜか、ということもないのですけど、腰回りに意識が集中してしまいます。もちろん外からは何も見えるはずがないのですけど、落ち着かない気分。

 すれ違う瞬間、相手は何事もない顔で通り過ぎていくのに、こちらだけが妙に背筋を伸ばしてしまいます。やり過ごしたあとは、ほっとするような、少し可笑しいような気持ちになります。まさかわたしがこんな下着をつけて歩いているなんて、お思いになりませんよね? って…。この気持ち、なんだか病みつきになるんですよね…。

 Gストリングは、洗濯機に放り込むようなことはしません。お風呂に入るときに一緒に洗って、タオルで水気をできるだけ吸い取って、ドライヤーを髪に当てるついでに一緒に乾かします。残り一つの福袋で出逢った秘密のお友達みたいです。ついでに言えば、Gストリングの小さな布地に合わせて、ヘアの処理までしています。

 近頃は、クローゼットの奥の奥に隠し込んでいた紫色のベビードールとも仲よくしています。わたしが昼間に夢を見るときに…。福袋で偶然手に入れた下着が、思わぬ刺激をくれました。わたしの前に福袋を買ったご婦人はどうしているのかしら…。もし、来年も福袋が売られていたら、あのご婦人のように、わたしも迷うことなくさっと手に取ることでしょう。できることなら、この秘密を共有したい…なんて思ったりする今日この頃です。
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