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わたしのお散歩日記
第16章 福袋
 お正月に福袋を買ったまま忘れていました。

 商店街の洋品店の前のワゴンに朱色地に白く「福袋」と書かれた手提げの紙袋が並んでいました。前を歩いていた同年代の女性が、迷うふうでもなくさっと手に取ってお店の中に入って行き、ワゴンの福袋は残り一つになりました。

 手に取ってみると、品数が結構入っていそうな重さです。値段からすればお得かも。売れ残っていたものが詰め込まれているのはわかってはいるのですけど…。袋にはサイズのアルファベットが書かれたシールが貼られています。まあ、多分、大丈夫…。残り一つになったところで通りかかったのも何かの縁…なんて言い訳しながら、わたしも買ってしまったのでした。

 せっかく買った割には、袋を開けもせず、今日までそのままにしておいてしまいました。夫に見つかったら”つまらないもの買って…”と文句を言われるのはわかっているので、クローゼットに置いて…そのまま、テレビで視たかったお正月の時代劇が始まっているのに気が付いて…、それっきりになったのではなかったかしら。

 それで、今日、クローゼットで探し物をしたときに、これって、何だっけ…なんて思いながら再会した福袋。わたしはようやく福袋を開けたのでした。

 ニットのセーター、カーディガン、ストール…。悪くはないけど、帯に短し襷に長し…みたいな感じかな。自分では選ぶことはしなさそうだけど、それが福袋というもの。まだ、何か入っています。

 (わ…)

 紫色のベビードール…。これって、いわゆるセクシーランジェリー…? まだ、あります。ビニールの包装をぺりぺりと剥がすと、ワイン色のレース素材でできた…これは、ショーツよね、どう見ても…。前は小さな三角形の布で、縁に小さなリボンが付き、後ろは細い一本のストラップ…。Gストリングっていうものかしら。

 (ちょっと、これは…)

 若い女の子ならまだしも、いい歳をしたわたしのような女がこんな下着を身に付けるなんて…。自分では選ばないものの極み…。捨ててしまうしかないでしょう…。

 でも、どうせ捨ててしまうなら、捨てる前に穿いてみようかしら…なんて思ってしまいました。パンティを穿いたまま、足を通して、おそるおそる姿見に映してみます。パンティよりも明らかに小さい布地。
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