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誰にも言えない回顧録
第3章 28歳 大学職員~続編
先輩の荒ぶる呼吸を間近で聞きながら、ゆっくりとセルヴェラを引き抜いた。
粘液まみれの中ほどから根元にかけて、うっすらと紅みが混じっていた。
紛れもない、破瓜の証だった。

男性になってみたい
ふと、そんなことを思った。
己の肉体でこの人を思うままに犯したなら。
どれほどの征服感を覚えただろうか。
そして甘美な優越感に浸れただろうか。

しかし私はあくまでも同性。
これはかりそめの行為でしかない。
そこに思い至り、無性に悲哀が込み上げた。

そんな感傷を知る由もなく、彼女は満たされた表情で私を見つめている。
私は手にしたままのセルヴェラをしっかりと握り直し、再び彼女の秘裂に押し込んでいった。

どす黒い感情が心の中で渦を巻いていた。
この先、彼女がどのような体験をするにしても。
絶対に、今日のことは忘れさせない。
緩やかに優しく抜き挿しを重ねながら、そのことだけを考えていた。

唇を重ね、壁に押し付けて腰を逃げられないようにしながら最奥まで挿し込んだセルヴェラをありったけのいやらしさで震わせてやる。
後ろ向きに壁に手を突かせ、あらためて背後からゆっくり挿入し、回転させて内壁の隅々まで反り返りを巡らせて擦り立てていく。
空いた手指で乳房を嬲り、先端の尖りを指先で甘掻きする。

先輩が声もなくのたうつその動きに合わせて、セルヴェラが激しく締め付けられていることを手応えで感じ取った。
いくら激しく擦り立てても、セルヴェラはけっして射精はしないし硬度も失わない。
いつの間にか私は涙ぐんでいた。

一度順応した肉体は、飽くことなく昂ぶりを深め続けていった。
これで最後。
ここを先途とばかり休みなく抜き挿しを繰り返し、全身汗みどろに無言の半狂乱を晒す先輩を抱き締めながら、私は心の中で自らの射精を空想していた。


その日を境に、先輩と私は直接の接点を持つことはなくなってしまった。
姿を見かけることはあっても近づくことはなかった。
やがて、念願がかない進学が決まったことは風の噂で知った。

そして卒業していった後。
学園では穏やかな時間を過ごせたけれど、ある意味私自身にとっては暗黒の日々でもあった。

不勉強でもなかったけれど、取り立てて受験にも意欲が湧かなかった私は、同級生たちはまず選ばない系列の女子大にそのまま内進した。

大学進学後も、暗黒の日々は続いた。
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