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第33章 決戦は金曜日

「俺も、よくわからないけど、聞いた話だと、口とか舌を使って、女性が男性器を刺激するのがフェラチオで、男性が女性の口内に男性器を咥えさせるのがイラマチオらしいから・・・」

心の内では決めたものの、やはり経験がない上に、調べたこともなく、それこそ、学生時代に男子学生同士で話していた程度の知識ということもあって歯切れの悪い義隆。

「そうなのね。だったら、わたしが舐めるわ。それがフェラチオね。そのあと、わたしに咥えさせたら、イラマチオということになるわよね」

と、意外にハッキリと『フェラチオ』『イラマチオ』という言葉を使った実雅子。

　　　　あまり意味が
　　　　わかっていないから、
　　　　というか、
　　　　初めて使う
　　　　言葉だから抵抗感が
　　　　ないのかもな。

と、漠然と思った義隆。実際、そんなところだった実雅子。

「でも、実雅子が舐める前に、俺が実雅子のここを舐めて綺麗にするよ」

と、義隆が指を動かした。

　　　　あッ、、ぁぁぁふぅぅぅ

「そんなにぃ、は、激しく、動かさないで」

と、首を左右に大きく振る実雅子。クチュクチュという液体というか、蜜をを攪拌するような音が聞こえて、それが自分の愛液、淫蜜だとわかると、恥ずかしさで顔を赤らめて、顔を隠す実雅子。

「ダメだよ。顔を隠しちゃ」

義隆が優しく言った。

「だって」

と、何か言いかける実雅子。

「『だって』はいらないよ。実雅子の表情も記憶しておきたいから」

なだめるように話す義隆。頷いて、手のひらで隠していた顔から手のひらを外す実雅子。

「あまり、見ないで」

と、話す実雅子に、

「大丈夫だよ。俺は、今、実雅子のここを見ているから」

と、陰部の恥芯を親指で撫でる義隆。

　　　　あん、、、っ！

声を堪える実雅子。

「せっかくだから、実雅子の可愛い声も聞かせてよ」

と、微笑む義隆。

「もう、意地悪を言わないで」

と、顔を更に赤らめて、身をよじる実雅子。

「大丈夫。もっと声が出ると思うから」

と、陰部の恥芯に舌の先端を当てて、チロチロと舐める義隆。