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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第33章 決戦は金曜日
ディナーをともに西宮北口にあるブラジル料理の店に向かった。32歳の二人。

夫婦にしては距離が微妙。近いわけでもないし、遠いわけでもない。距離感は、まるで20年前。小学六年生。

まるで、〇学園の昼休みに塾のルールを破って、近くの飲食店に駆け込んだ頃のように、ドキドキする二人。

塾のスタッフに見つかるのが怖いわけでは当然ない。怖いのは世間の目。

顔が広いわけではない実雅子。それでも、小学校も中学校も高校も近い。それは、佐川も同じ。

どこで同級生に会うかわかったものではない。

星の数ほどある神戸や西宮のお洒落な飲食店。そう被ることはないはずだけど。

どこで誰が見ているかわからないというドキドキがあった。一応、夫には、小学校時代の同級生と一緒にディナーをして帰宅することは伝えていた実雅子。

小学校時代の同級生。嘘ではない。でも、夫は十中八九、女性だと思っている。結婚後から今まで、実雅子が男性と食事に行ったことはなかったから。

食事をしながら、佐川は、

「旦那さんってどんな人?」

と、実雅子に聞いた。

「どんな?う~ん。そうね。真面目よ。堅物。7歳上だからか、わたしには偉そうだけど、基本的には優しいし」

答える実雅子に、

「歯科医師なんだろ?開業するから医院建設するっていうけど、若いのに資金が潤沢な感じで驚いたよ」

と、話す佐川。

「それは、代々歯科医だからだと思うわ。お兄さんも歯科医、お父さんも歯科医、叔父さんは歯科医だったかしら?医師かも?お祖父さん歯科医か、医療関係だったみたい」

と、答える実雅子。

「すごいな」

と、唸る佐川。

「俺んちは父方も母方も代々サラリーマンだからな。学歴、学歴って五月蠅いし、ホストをしているときは実家に帰れなかったからね。今でこそ、一部上場企業のハウスメーカーの社員になったから、そうでもなくなったけど」

と、笑いながら続けた。

「だから、そんな恰好できるんだ。知っているか、実雅子。着ている服も、鞄も、ブランドだ。実雅子が身に着けているもの全部で、500万はするよ」

と、ため息を吐く佐川。

「そう・・・。夫が着せるのよ。だから、夫の好み。わたしの好みじゃない」

と、嘆く実雅子。

「でも、似合っている。男好みの衣装なのかもな」

と、苦笑いする佐川。
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