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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第32章 再会
「言いなりとかそういうことではなく、既婚なんだから、一応、筋を通す必要があるだろ?お前だって旦那が断りもなく、他の女とできていたら、どうだよ?」

と、聞く佐川。

「それは・・・。ありえない」

実雅子が首を振った。

「ま、堅物らしいから、ないかもしれないけど、万が一、あったら嫌だろ?」

と、聞く佐川。頷く実雅子。

「だったら、筋は通した方がいい。それに、俺はコソコソするのは嫌だ。まして、お前となら、デートもしたい。20年遅れでも、彼氏と彼女っていう感じでラブラブしながら、出掛けたい」

はにかむ佐川。

    このはにかみ・・・。
    小学校の頃と同じだわ。
    いつも偉そうに何か言って
    そのあと、妙にバツが悪いと
    はにかむことがあったわ。

思い出した実雅子。

    そうだった。
    わたしも彼と一緒にUSJとか、
    奈良とか、京都とか、
    当然、神戸もデートする夢を
    あの頃は見ていた。
    この受験が終わったらって。
    ある意味、自分へのご褒美。
    でも、夢は、夢のままだった。
    まさか、20年の時空を超えて。
    あのときの夢が叶うかも。
    だとしたら、
    コソコソと会うのはダメだわ。

「そうね。20年前に戻って、デートしたいわ」

と、実雅子は佐川に微笑んだ。

「だろ。福永先輩と一緒に俺は、旦那に会うよ。いいよな?了解を得られるように最善を尽くすから」

と、真面目に話す佐川。

「だったら、そのパスケースは持って行ってよ。夢が叶うパスケースだから」

と、微笑む実雅子。力強く頷いた佐川。

「今日は、一緒にディナーだけ」

佐川が実雅子の手を引っ張った。

「そうね。ディナーくらいなら、大丈夫よね」

と、笑った実雅子。
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