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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第32章 再会
「あとは、あそこで〇中学校に合格していれば、お前は勝利の女神だったんだよ。俺が拙いばかりに、そうはならなかったけど」

と、苦笑いの連続の佐川。

「ごめんね。女神じゃなくて」

と、久しぶりにあって、話の流れもあって緊張感もあった実雅子に、笑う余裕が出てきた。

「女神さ。このパスケースを持って受験すると、高校と大学の入試も、資格試験も、合格ラッシュだった」

と、言って、笑う佐川。久しぶりに笑えた実雅子。歳の離れた夫の前では、滅多に笑うことはなかったし、一緒に笑うことなんて、さらに少なかった。

「なあ。さっきの話だけど、真面目に考えてくれよ」

と、笑いを収めた佐川が言った。

「え?さっきの話?」

一瞬、理解が追い付かない実雅子。

「旦那に許可を得て・・・」

と、言い淀む佐川。

    夫の許可・・・。
    いる?
    彼も、わたしは夫の持ち物か
    何かだと思っているの?

少しショックだった実雅子。

「許可なんている?わたしは夫の所有物じゃないわ」

眉をひそめる佐川。

    どうしたんだ。
    さっきまでと違う。
    とはいえ、許可なしは
    単なる不倫、浮気だ。
    別に倫理的にどうだとか
    そんなことを
    言うつもりはないが、
    隠れてコソコソって
    いうのはどうも・・・。
    それに、実雅子の旦那の
    寝取り願望を満たして
    どこからも批判のない状況が
    望ましいし、
    会社の方針にも合致する。

「でも、隠れてコソコソと会うのか?」

と、佐川が聞くと、少し考えた実雅子。

「そうだけど。夫が承知するという確証はないでしょ?酒の上だったら、覚えていないかもしれないし、覚えていても時間が経って気が変わっている可能性だってあるわ」

と、話す実雅子。

「そりゃそうだが。お前は、許可なしで不倫する気か?」

と、聞いた佐川。

    急に風向きが変わったから、
    俺が不倫を止める側かよ

と、内心、首を傾げた佐川。

「でも、夫がダメだって言ったらどうするの?それに、わたし、夫の言いなりになりたくないわ」

と、言い出した実雅子。

    想定外だ。
    何があった?
    旦那と何かあったことを
    思い出したのか?
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